2020.7.10
◆ 作りたい「タッセル」のデザインは、昔からずっとノートやデザイン帳に書きとめています。 前々回コラムの作品「大きなリボン」も実はそのひとつ<笑>。 思いついた時点で、そのデザインを出すチャンスやタイミングがなくても、いつかはきっと・・・。 さて時間が経ち、またそのメモを見て興味を失わなければ、陽の目を見る。 この作品のタイミングが、今なのかもしれません。
◆ 試作がてら制作してみますが、それがそのまま完成品に至るというのは稀<苦笑>。 2個作ってやっと納得のものができました! 「かわいい~」、完成時に自分がどう思うか、これも大事ですね。 飾るものは、バッグでも箱でも、幅広く活用できるデザインかと思いますが、いかがでしょう。
♥色違いで制作サービスもお受けします!
♥長さ: 8cm(紐部分を除く) ご連絡お待ちしてます!! →こちらから★
2020.7.9
◆ 前回のコラム<vol.1296>を見てくれた生徒さん達から、「先生、これは何ですか?」という質問を沢山受けました。 「そうか~、やはり想像の範囲を超えてしまいましたかぁ~」。 ソフトファニシングとの関連があるので、私にはしっくり馴染みますが・・・。 補足情報です。
◆ これらの使用目的は、カーテンを束ねる「タッセタイバックの飾り」です。モノクロ写真は、「ルイ16世時代」のパスマントリー・スタイルの一部として書籍で紹介されていたもの。 紐がないので想像しにくいかもしれません。 もう一枚のカラー写真は、アンティークとして販売されていたものですが、あ~そうか、と理解しやすいかと思います。 写真の出どころが不明で・・・。
◆ いま時、こんな飾りをつけるような生地のカーテンを使用するご家庭は、日本では有り得ないでしょう<笑>。 しかし私の中で、別の発想が浮かび、ジョーマローンの箱蓋の飾りになったとさ、と言うことでした! これを飾れば、カルトナージュの箱もぐ~んとリッチに・・・!?
2020.6.19
◆ タッセルをふたつ同時に下げて飾る場合、紐の結び目を飾るリボン形状をしたパーツの名は、”ノード”と呼びます。 実はソフトファニシングの中でも同じような考え方があり、カーテンの上飾り用としてさまざまな種類がありますが、それら全体を”トリム”と呼び、カリキュラムとして4つのモチーフ<ロゼット/シュウ/ティアードロゼット/マルチクロス>を習得していただけます。
もちろんソフトファニシングでは布で作成しますが、パスマントリーの場合はスプリング形状のカネティーユと糸を用いますが、今回はカルトージュ方式で大きなリボンを作り、ジョーマローンの空き箱を活用し飾ってみました<苦笑>。
◆ ノードを飾る小さなパーツ類は、中央に”カルチザン”のロゼット飾り。その中心を飾る”ポワ・クティ”。 (今回初)。 4つのリボンを飾る小さなお花は、”カネティーユ”。 これらのパーツはすべて手作業で作ります。 タッセルクラスの上級、研究科を受講された方にとっては、お馴染みのテクニック。 教室で実物をご覧いただけます。
2020.6.12
◆ 昨年6月に発表した新作デザインタッセル「ナンタケットリング使いのタッセル」。 ナンタケットバスケット山中湖教室の小鹿先生とのコラボタッセルです。
◆実は私の手元にこのサンプルが存在せず・・・・<苦笑>。 それもあり、また一般の方にもご購入いただけるようにしたいと考え、自粛期間中の時間を利用し、バスケットの先生にリング部分の作成をご依頼。 やっと完成しました。 後日HPのショップにアップする予定でおりますが、黒とベージュ各1個ずつしか準備がございませんので、もしこのコラムをご覧になり、ご購入を希望される方は先にご連絡ください。
★商品詳細: 全体の長さ6cm (紐部分含まず) 、紐の長さ11cm
★価格: 黒・ベージュ各々12,000円 (税込・送料無) ※ページを見てご連絡いただいた方には、2,000円OFFにてお届けします。
ナンタケットバスケットへ装飾例
2020.6.4
◆ 長~い休業が明け、今週から活動再開。 まだ気合いが入らず・・・<笑>。
さて、お休み中に手持ちの本も、読むものが無くなり、図書館も空いてなく、やむ負えずアマゾンで2冊程購入してしまいました。 タイトルは『13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社、1,800円, 2020年2月第1刷) 。 一日で読んでしまったもので、これを欲しい方に無料で差し上げます!
◆ アートとありますが、美術史なんかではありません。 ピカソとか、アンディウォーホールとかの絵は出てきますが、あくまで題材として使っているだけで、それらを通じて「自分の物の見方」、「自分なりの答え」を生み出すというのは、どういうことなのか。 他人が決めたゴールではなく、自分のゴールを発見するにはどういうことなのか、が書かれています。 13歳プラスxx歳の私ですが、納得の一冊でした。 もっと若い時に読んでみたかった気もしますが・・・<笑>
◆連絡先: 問い合わせ画面→★ (※ご連絡をいただいた最初の方に差し上げます。コラムの愛読者、どなたでも構いません)
教室に取りに来られてもいいですが、送付希望の方にはレターパックでお送りします。 到着したらレターバッ代金(370円)を切手で送ってください。