
2021.8.2
◆ ソフトファニシングコースには、ご入学しなくても自分の好きな作品だけを作れる「お気軽コース★」があります。 タッセルコースでもご提供できるといいのですが、残念ながらタッセルは、基本的な動作において手が動かないと、綺麗に作ることができないのが実情で・・・。
◆ さて、お気軽コースご受講のお客様は、ランプシェード<ハードタイプ>制作のご希望で、1回目はみっちりと製図<上リング・下リング・ 高さのデータ展開>をしていただきました。 2回目には、製図をもとに材料の裁断や生地貼りのポイント、縁の処理等を学んでいただき完成です。 合計4時間。 トリニティオリジナルデザインのベース★もご購入いただき、すぐ自宅でご使用いただけます。 やはりランプシェードは製図が肝心。 これに限らず、全てにおいて基本を学び身につけると事が、とても重要なことだと考えています。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.6.29
◆ タッセルカリキュラムにも入れてある「ボタンタフト(Button tufts)」。 主にインテリアのカーテン装飾等に使われるものですが、馴染みのない方も多く、カリキュラムをこなした方々から、必ずや質問が出るのも経験上理解しております。 「先生、これは一体何に使うんですか~・・・?」 出た~、い、いつもの質問が~<笑>。
◆ 先日インスタの写真で久々に目に留まったものがありました。 さすが、名だたるパスマントリーメーカー(Samuel & Sons, US)です。 こんな使い方もあるんだな~と思い、ご紹介させていただきます。 これはベッドのスカート部分へボタンタフトのアクセント!! なんともオシャレだな、と感心しました。
◆ そういえば、以前バッグに飾られた生徒さんもいらっしゃいましたよ→★ 世の中に「・・ねばならない!」と言うことはほとんど無いのでは、と考えています。 ましてや昨今は特に。 先日見かけた若い男性の方は、真珠のネックレスをしてましたからね~・・・<笑>。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.6.21
◆ タイトルは、決してミシンを落としたり、ミシンを捨てるという話ではありませんよ<笑>。 今回ランプシェードに使った布が、麻とレーヨンの混紡生地で、目が粗くて布をカットするそばからほつれてきます<泣>。 お客様にこの生地のザックリ感が素敵なので、お勧めしたのは私なんですが・・・・<苦笑>。
◆ 友布で作るバイアステープの縁飾りは厄介なことになりそうだな~と考えていた時、「そうだ! 捨てミシンを使ってみよう!」。 捨てミシンとはほつれ止めの役目をするものです。 一般的にはジグザグステッチや、ロックミシンを使えばいいのですが、糸の厚みが出るのはちょっと困るし・・・。 てなわけで、切った縁2mmのところに、ひたすらステッチをかけました。 案の定、バイアステープ作りに縁がボサボサになる厄介さからは逃れることができましたが、生地だけのバイアス特有の伸び感に若干の制限が出ることは否めません。 困った時にいろいろ頭を巡らすと、やったことが無くても知っているだけの知恵が出てくるもんだな~と思います。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.5.20
◆ お客様からお預かりしたランプベース。 おばあさまが米国で購入され、受け継いだものだそう・・。 時間が経過し汚れたランプシェードは丸ごと捨てた、との事。 きっと捨てる光景を見たら、大声で叫びそうです「あ~~ッ、それ捨てちゃだめ~!!」<笑>。
◆ 経年劣化で汚れたランプシェードは、骨(フレームの針金)さえ残しておけば、生地を張り替えて、また再利用できるんですよ。 今回お預かりしているものは、跡形もありませんので、最初から傘のさがり具合や高さ、上下リングの大きさ等、すべて計算で数字を割り出し、大きさを決定する必要があります。
米国製のシェードには特徴があり、傘を支えるハープという馬の蹄鉄のようなもので傘を支えています。 私も米国製のフロアランプを持っているので、理解はできてますが、お客様に持ち込まれたのは、初めてで。 フレームの制作工場と打ち合わせること数回。 やっと完成の目途がついてホットしています・・・<笑>。
#ランプシェード張替 #ランプシェードの骨制作 #タッセル #パスマントリー #passementerie
2021.3.29
◆ インスタを始めましたので、ご案内させていただきます! HPトップ、コラム左下にもアイコンを付けてもらいましたので、是非そちらからアクセスしてください。 お持ちのデバイスに”インスタのソフト”が入っている必要がありますが・・・。 インスタグラムアドレス: https://www.instagram.com/tr.inity4802になります。
◆ インスタを始めたからと言っても、これまで書いてきた「コラム」は今まで通り続けていきますし、最新情報はやはりいち早くコラムでご紹介していきたいと思っています。 「インスタ」に期待することは、これまでの長年撮りためた写真のアルバム的な要素も含みつつ、ゆくゆくはショッピング機能も取り込んでいきたいな、と考えていますが・・・・。 もうやることが一杯でフ~ッて感じデス<苦笑>。
インスタにアップした写真は、まだ50枚程度ですが、これまでのコラムには登場していない写真も含まれていますので、ぜひご覧いただきフォロワーになってくださいね<笑>。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.3.14
◆ タッセルのヘッド飾りについてです。 コラムvol.1334で「ネッティング」について書きましたが、その他の飾りをご紹介しましょう。 それは「クロッシング」というもの。 こちらはネッティングよりかなり手ごわいです!! <苦笑>。
◆ ネッティングは刺繍に似た感じですが、クロッシングは、ひと筆書きといったところでしょうか。 飾り用の素材一本を使い、その動きはひと筆書きのように、上や下にと操っていきます。 そのひと筆書きの流れは、前の糸の下にくぐったり、上を通ったりと、順番を間違えると綺麗なラインは決してできません<写真上参考>。 いつやっても難しく感じる代物デス・・・<苦笑>。 クロスしていく数によって、4crossing, 6crossingと 数字が増えれば増えるほど、難しくなっていきます。
下の写真は、手近にあった紐を利用して作りましたが、左側が4crossing, 右側が6crossingです。 アドバンストコースのカリキュラム<ローズガーデン>(4crossing)に入ってますよ。 当該ページトップ(6crossing)でも見れます。
2021.3.4
◆ 昨年来のコロナ禍をかいくぐり、タッセルのご受講を頑張っていただいた磯村ゆかりさんが、この3月から静岡県伊東市の自宅教室にて、タッセル講座を本格的に始動しましたので、ご紹介させていただきます。
◆ 主な開催講座は「インテリア茶箱」、「カルトナージュ」、そして「タッセル」です。 三つのコンテンツは、お互いのコンテンツを引き立てあうという、とても相性のいいコンテンツだと思います。 写真を送っていただきましたので、紹介させていただきます。 小さな茶箱を飾るタッセルは、オリジナル作品ですね。 習得したパーツを組み合わせた素敵な作品に仕上がっています!
◆ 習いたい、やりたい!! というその気持ちは、遠方でも距離を超えてしまうものだと思います。 そんなことを言っている私も、必要と思えばイギリスでもフランスでも行ってしまいますから・・・・<笑>。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ
2021.1.27
◆ 昨年11月のコラムvol.1319 カーテン納品を見た方達から、「お部屋の写真を見たい!」というご要望が多数寄せられました!?? 少しびっくりしましたが、確かに考えてみたらそうかもしれません。 先日撮影にお邪魔し、写真公開のご了解を得てますので、一部をご紹介したいと思います。
◆ 発端は、生徒さんでもあるお母様からのご相談。 お嬢様がリフォーム計画がおありながらも多忙な方で、またどこからどうアイデアをまとめて行ったらいいいかわからず、遅々として進んでないということでした。 ご本人の希望は、既存のお部屋の茶色いイメージを一新し、明るく白い部屋にしたいとのこと。 フランス留学経験もおありで、目も肥えてるお施主さまです。
リビングに始まり、キッチン、トイレの移動、玄関、そしてピアノ室と、5部屋のリフォーム。 主なご提案内容は、収納デザイン、壁紙選び(トイレ・リビング・ピアノ室、玄関)のサポート、シェード制作、照明の選択、レイアウト図作成等でのアドバイスとなりました。 今回はリビングをご紹介させていただきます。
【BEFORE】収納場所が少なく、正面及び右側窓の茶色のカーテン・バーも取り外したいとのこと。
【AFTER】正面窓際に全面造作家具の収納スペースを確保。 デッドスペースになりがちなコーナーの小さな壁には、思い切って造作家具でガラス戸付きショウケースを設置。 各部屋に分散していたご自慢のオブジェを集中陳列。
【ドア側から見たリビング】お客様が選択されたテーブルセットとモダンな照明が設置され、完成。
◆ 一般の方がインテリアをまとめ上げていくことは、決してたやすいことだとは思いません。 インテリアにあまりこだわりのない方なら、工務店さんに丸投げすることもできますが・・・。 しかしある程度こだわりをもっている場合、お施主さんであるご自分の考えに寄り添ってくれ、それに合ったよりセンスのいい提案してくれるインテリアのプロの方に相談するのが一番の近道だと思います。 なんといっても情報力とセンスで、お客様が受け取る見返りは大きいと思います。
タッセル教室東京・自由が丘、インテリアデザインのトリニティ
2021.1.22
◆ タッセルのヘッド部分は、基本的に糸やコードなどでカバーリングされますが、更にその上に飾りを付けていくことがよくあります。 ポピュラーなものとしては、ネッティング(英)と呼ばれるもの。 手間はかかりますが、アクセントとして表情豊かにさせる効果があります。
◆ ネッティングの方法は、刺繍のブランケットステッチと似ています。 段数が増え、糸同士の交点は「シングル」です。 実は、その他に「ダブル」や「トリプル」という手法もあります。 カリキュラムにあるポンポンストリングや今年の干支タッセルで作っていただいたのは、ダブル(2 points) です。 これが理解できれば、トリプル(3points)も簡単です。 比較するために、カリキュラムタッセルと同じ木型を使い、サンプルを作ってみました。 写真の左側がダブル、右側がトリプルです。作ってみるとわかる意外な注意点。 飾り糸の色変更もあって作り替えること3回・・・<苦笑>。 もし作り方に興味のある方は、教室でお尋ねくださいね。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ
2020.11.19
※限定数に達しましたので、〆切りさせていただきました。
◆ 例年、干支タッセル制作ご案内は、お正月明け早々にしていましたが、昨年同様に年内から制作を開始していただけるように、早々に準備を開始。 2021年は丑年。 牛のフィギュアを見ながら、デザインの試行錯誤を繰り返し、ほぼ完成しました~。 ご希望される方、ご興味のある方は直接メールもしくは教室でお尋ねください。
◆ 干支タッセル制作をご希望される方は、上級者や研究科レベルの方が多いので、デザインを考える際、ひとつでも新しいテクニックを・・と考えてしまいます。 それはデザインを作る私のチャレンジでもあり、生徒さんにとっては、カリキュラムでは提供していない新しいテクニックを習得していただけるのも、干支タッセルに隠されたひとつの楽しみ(!?)かもしれません。
多くの方への完成タッセルのお披露目は、お正月となってしまいますが、お許しを。 是非お楽しみにしてくださいね。
牛のフィギュアにカウベルをあしらってみましたよ~。
タッセル教室東京自由が丘・ソフトファニシング教室のトリニティ