• vol.1254 今年のファータッセル、ミンク

    2019.11.14

    2011年から毎年開催してた「ファータッセル」の特別講座。 8年間も続けてきたことになりますのが、これまでお付き合いのある企業さんが、ファー部門のみビジネス・クローズ。  今年はいよいよ潮時なのかな・・・なんて考えていましたが。

     

     

    ◆ その後ご紹介いただいた会社さんから仕入れたミンクの毛皮で試作品を作って見ました。 さすが市販品のものとは、色や大きさ、品質も断然格が違います。 ミンクは、サイズが小さいのでスモーキーピンクとスモーキーブルーのふたつをアレンジ、ちょっと贅沢ですね。 市販品にこの手の色は出てくることはないかと・・。

     

     

    ◆ ミンク素材にキラキラ素材を加えると、どんどんフェミニンな方向へ行ってしまいます。 なんとかコンテンポラリーなデザインに引き戻したいと試行錯誤した結果、写真のようなシンプルなデザインになりました。  詳細は別途ご案内させていただきますが、ご希望の方は、早めに申し出ていただければと思います。<限定数につき> 

     

     

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  • vol.1252 オリジナル・ティーコージーの販売

    2019.11.8

    来る11月23日(祝・土)に開催される、自由が丘よみうりカルチャー(魚菜ビル)主催の文化祭に出品する商品の準備を進めています。 インテリア小物類やハギレ、タッセル小物などを中心にしようと思案中。

     

     

    写真の商品「ティーコージー」は、HPのネットショップで販売する予定で以前から少しずつ作成していたのですが、写真をアップできていなくて・・・<苦笑>。 この際だから、文化祭の販売品に加えようかな、と考えています。 作品に合う素敵な生地を集め、それらで作成したものですが、苺の絵柄はかわいくて、なかなか見つけられない生地です。 後方のブルーも今は無きローラアシュレイの生地で作ったものです。

     

     

    ◆ 苺生地のものは2点限定。ブルーも3点限定となります。写真を見て、もしお気に召した方はご連絡くださいね。(価格9,000円税込~)    連絡先はこちらから★

     

     

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  • vol.1251 タッセルの起源

    2019.11.6

    ◆ 以前、イギリスで見た雑誌の一部に掲載された写真。 内容を後で調べて見ようと写真を撮ったのですが・・、今の今までそのままになっていました~<苦笑>。 上の写真をひと目みたら、誰でもが思い浮かぶのは、古代エジプト文明の壁画ですね。 

     

    ◆ 雑誌掲載写真の下の説明文を読んでみると、“腰に巻かれたサッシュを身につけ、手の込んだ精巧なタッセルが付いたコードで結ばれている” とあります。 更にネットで深堀りしてみたら、このページに辿り着きました→★  雑誌に掲載されている写真と同じもの<写真下>!! 女王の谷にある、アメンヘルケプシェフ(Amenherkepshef)の墓の壁画です。右端男性は同じものですね。

     

    ◆  イタリアから始まったルネッサンスは、織物文化も隆盛を極めその飾り物として発展したタッセルは、王侯貴族の館のインテリアや、聖職者や裕福な王侯貴族の洋服を飾るものとしても発展し存続されてきましたが、やはりその起源は、古代エジプトにあったんだと言うことを確信しました!!  このエビデンス(evidence)によって納得です<ホッ>。

     

    picture source: Journal for weavers, summer 2009

    picture source: Tour Egypt,  The Tomb of Amenherkhepshef in the Valley of the Queens

     

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  • vol.1250 秋の文化祭

    2019.10.30

    ◆ 秋はいろいろなイベントが開催される時期ですね。   アトリエ(教室)として借りている魚菜ビルの3階にあるよみうりカルチャー自由が丘の主催で、「秋の文化祭」が開催→★されるとのこと。      これまでは、カルチャーセンターさんのみのイベントだったのですが、今年はテナントにもお声掛けいただき、出店することにしました!!    展示即売会としてソフトファニシング小物やタッセル等を販売する予定です!!   

     

     

    ◆ 完成したチラシを届けていただきました!   開催要領は、下記のとおりです。 まだ約1ケ月先ではありますが、きっとアッという間に当日を迎えそうです<苦笑>。   よって当日の教室は、お休みとさせていただきますので、よろしくお願いします。

    ☆日時 11月23日(土曜・祝日) 10:30~16:30

    ☆会場: 魚菜ビル1F、3F、4F

    ☆入場料無料

     

     

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  • vol.1244 やはり、只者ではなかった

    2019.9.27

    確か2015年にイギリスに行った時のことだと記憶しているが・・・。 行けば必ず最新インテリアをチェックしに、主だったショウルームを巡るのが常。 その中の一軒、私の好きな生地を扱っているColeFax and Fawler で見た陶器のオブジェに見入ってしまった。 陶器でできているとはいえ、パーツそのものの精緻さに溜息さえ出た覚えがある。 作者はHITOMI HOSONO (細野仁美さん)。 「きっとこの人はいずれ、陶器の現代作家として日本でも注目を集める人になるだろうな~・・・。」と思いつつ、そばにあったパンフレットを持ち帰ってきた。

     

     

    あれから4年。 先日、美容院に行った時に見た雑誌「家庭画報」に彼女の記事が掲載されていたのを発見! なんとウェッジウッド社と彼女の技法とを融合した作品が作られたとのこと。 「やっぱりね~、そして彼女の作品情報も日本に上陸。 やはりあなたは只者ではなかったですね~」。 あの時もらってきたパンフレットがまだ手元にあるのを思い出しました。 私が驚いた作風を少しでも感じてもらえるかと。 今やネットで簡単に作品を見ることできますので、ご興味のある方は検索してみてください。

     

     

    ちなみにColeFax and Fawlerとのコラボは、ファブリックモチーフ”Roses & Pansies “( Picture source from their archives )をオブジェに取り入れたのがキッカケらしい。 ご本人もそしてこのブランドも、お花などの自然をモチーフに取り入れたものが多いのが共通点です。 私の保有する書籍「JOHN FOWLER Prince of Decorators」(このブランドの創始者のひとりです)とともに写真を撮りました。

     

     

     

     

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  • vol. 1230 美味しいクラッカー

    2019.7.17

    お客様にいただいた「raincoast crisps 」。 ご持参されたご本人は、ビールやワインのお共に最適とのことでいつも常備されているんだそうです。 さてさて、お味見をと自宅で開封したら、手が止まらなくなり、いっきに半分ほど食べてしまいました<苦笑>。 食感は少し硬めですが、その薄さが軽い感じでどんどん進んでしまいます。 食べながら、これは私のお気に入りリスト入りだわ。最近ひさびさのホームランものね~と思いました<笑>。

     

    ◆ 先日外出の際、わざわざ品川で下車して「DEAN & DELUCA」へ。 異なるお味のイチジクとチェリーのふた箱をゲット。 お店の方いわく「人気商品で結構長く欠品してたんですが、今日は揃っているのでよかったですね~。」

     

     

     

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  • vol.1229 インテリア製図書き

    2019.7.16

    ひょんな経緯で、インテリア製図書きしてます・・・。  インテリアを提案するには、やはり説明時に図面がないとなかなか伝わりませんしね。 久々に道具類を取り出し書き出しましたが、「昔とった杵柄」は、少々さび付いていることに気が付きました~<苦笑>。 しかし、一度やったことは忘れてないんですね~。 書いているうちにだんだん調子が出てきました。

     

     

    ◆ 皆さん、私は教室で「タッセル」と「ソフトファニシング」のみ、教えていると思っていたでしょう!?   実はこんなこともできるんです!! <笑>   提案内容をあれこれ考え、情報を集めては捨て、集めては捨て・・・、最後は一気に製図に落とし込みます。 小さな声でしか言えませんが、年内は無料で提案活動をしてます。インテリアでお困りの方、是非どうぞ。

     

     

     

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  • vol.1227 今月はハサミ研ぎ月間

    2019.7.3

    ◆ 怒涛の6月が終わり・・・。6月にご案内を出すべきだった恒例の「ハサミ研ぎ」のご案内をすっかり失念してしまいました。 生徒さんに聞かれて「あ゛~、そうだった~」。

     

     

    ◆ ご希望の方はぜひこの機会をご利用ください。 〆切は7月27日(土曜)までにお出しくださいね。

     

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  • vol.1223 ザハ・ハディッド デザインのランプ

    2019.6.11

    ◆ 新国立競技場の建て替えコンペの際、そのデザイン採用が白紙撤回され世の中を賑わした、女流建築家ザハ・ハディド氏。 彼女がデザインした建築物は、発想そのものの原点が異なるとしか言いようがない度肝を抜くデザイン。 一度見た ら忘れられないものが多い。

     

     

    先日都内某所で偶然みかけた「ペンダントランプ」。ザハがデザインしたものである。 50枚程の特殊な素材を使い、光源を囲んでます。 思わず「カラスの羽かと思った~」<苦笑>。  大きな建物だけのデザインをやっているんだとばかり思っていたら、こんな室内用の小さなものもやっているんだと初めて知りました。

    羽みたいと言ったそのフォルムデザインは、奇抜でかつ構築的です。 お値段17万。 安いと思うか、高いと思うか、インテリアに関しては人それぞれ。 2016年に65歳にして亡くなってしまった彼女のデザインは今後もう見られない・・・。

     

    <左写真: 大阪市中央区E-LIGHT様HPより>

     

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  • vol.1220 カーテンデザイン・ウェーブ

    2019.5.25

    2015年にイギリスに行った時から、気になっているカーテンのヘディングデザインがある。 宿泊した部屋の窓にあった「ウェーブカーテン」である。 ピンチプリーツより、現代の軽い雰囲気にデザインが合っているかもしれないと感じた。 カーテンを閉めきった時、そのS字ウェーブがきれいにキープしているのである!!  そのキープの秘密は、ヘディングテープにあり!! <写真左海外製品>。 

     

    【ヘディングテープでウェーブを作る】 VS【レールに差し込みウェーブを作る】

     

     

    ◆ 当然、帰国後それらを実現するものを探したが、コンセプトの違い<写真上右>のもので、実現するにはレール(バー)を全面変更する必要があるなんて、はぁ~ッ。 それから時の経つこと4年。

    来月6月にTOSOさんが、新製品としてウェーブカーテンを実現するものが発表される・・・。 しかし、なんとS字ウェーブをキープする機能紐がカーテンレール自体に固定されているとは!?     既存のレールでもその紐を通すことはできると言っていたが・・・How to set it on a existing rail??????  海外のテープの方が合理的な気もするんだけどな~。 ま、もう少しスタディの余地ありかも、です。

     

     

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