2020.3.11
◆ 週末、スーパーで「鶏トロ肉」なるものを買いました。 鶏肉コーナーに行った時に、もも肉や胸肉とはどこが違うの!? 気になりネットで調べたら、『胸肉と手羽元の間の部分で、最近では希少部位として胸肉から切り落とし「肩肉」として店頭に並ぶことも。 味や食感の特徴は、鶏ももよりも脂肪が少なく、胸肉よりもたんぱくさは少なくちょっぴりジューシー。あっさりとして歯ごたえのあるもも肉といった感じで、塩焼きやからあげにするとしっかりと肉質で歯ごたえがあり、パサつきもないのでおいしく食べられます』『内の文章』引用先 macaroni様HPより→★
◆ そうかぁ~、どうりで美味しい訳だ。 実は今日の私のお弁当のメインおかずは「きのこと鶏トロ肉のソテー」です! <笑> 先月はとても忙しく、お昼に外出する時間さえもったいない状況が続いていたので、お弁当を持参。 それ以来、お弁当に作りにはまってます。 キャラ弁じゃないですよ~。 お恥ずかしながら、本日の私のお弁当デス。
2020.3.8
◆沖縄大宜味村喜如嘉(きじょか)で、唯一織られている「芭蕉布(ばしょうふ)」。トンボの羽のように透き通るような反物を作り、着物等に利用される。 その材料は植物の糸芭蕉を育て、収穫、加工を経て糸を作り、機織りで反物へ。 気の遠くなりそうなプロセスを経て、完成した着物は、素晴らしい!の一言に尽きるものでした。 先日見たNHK番組の「日曜美術館」での放送です。(この番組、好きでよく見てます。)
◆ 糸をつないでいくときの「はた結び」。 私も小さい頃、おばあちゃんの傍らで遊んでいた時、教わった記憶があります。 一回手が覚えたものは、今でも忘れてません。 糸を扱っている毎日を過ごしているのに、使うことをつい忘れていました・・・・<苦笑>。 教室では、作業用糸をつなぐ場面が多々出てきます。 これまでは捨てていた短い糸も、はた結びで結べば、その結び目は小さく、作業の進行を妨げることはないと判断しました。 これから、どんどん使っていきますよ!! <笑>
今やそのやり方は、YouTube©等に沢山掲載されていますし、気になる方はそちらを参考に。
2020.1.28
◆ 作業していると、とかく物差しやメジャーで測る場合が多いですよね。 面倒なのでできるだけそれらを使わない方法で長さをざっくりと測ります。 身近な道具、例えば机の巾が120cm、高さ60cm等を使ったりしますが、目安としてはこれで十分。 でも、もっと細かく測りたい・・・。
◆ 先日ユザワヤさんで見つけた目盛りが布テープに印刷されている「メジャーリボン」を購入。 20cm刻みになっていましたが、ま、使えそうかなと作業机の手前に貼りました。 確か120cm購入したのに、2cmも長い!? そうかぁ、布製だから伸びてるんですね~<苦笑>。 始めから、100円ショップのメジャーを買ってきて貼り付けた方が早道だったなぁ・・・。 リボンはあくまで、布の飾りに使うもので、測るものではありませんでした。 失敗、失敗<笑>。
2020.1.21
◆ 予約図書を取り行った際、その通り道にあった古くからの呉服店が店じまいなのか、道具処分をしていた。 すべて無料だったので覗いてみると、その中から「蒔絵のかぶせ蓋の箱」を見つけ頂戴してきた!! 黒漆の部分はだいぶくたびれた感じだが、螺鈿や金を盛った雰囲気はきっと本物!? と直感。 絵柄は、大輪の菊の花が倒れないよう支柱に細い紐で束ねてある。
◆ 昔から蒔絵の美しさに憧れはしても、新品のものを買えば20万くらいと、とても高価。 日本家屋の書院作りの飾り棚に飾られるものであったこの手の箱は、家屋の形態が変わってしまった現代のインテリアにも、十分通用する代物だと思う。 憧れの箱は、ひょんなことで私の手元に来てくれた~。 飾れる物入れとして、自宅のインテリアできっと活躍してくれることだろう!
2020.1.13
◆ 身支度している時、カーディガンの襟をちょっと抑えたいと思い、箱の中をゴソゴソ探したら出てきたブローチ。 大昔にラップスカートのすそを止めていたもので、20年ぶり、いやいやもっと時間は経過しているかもしれない。 古いものはだいぶ処分したのに、生き残っていた・・・!?
◆ これまで注意も払わなかったブローチの表面にある刻印。 「PATRONA BAVARINE 1760、これは一体何? 文字も読めないし・・」。 グーグルで調べたら、なんと1720年のドイツバイエルン州のコインで、それをアレンジしたブローチだと判明。 写真は銀貨の裏面である「子どもをかかえたマドンナ」、裏は確認できませんが「マクシミリアン3世の横顔」かと思われます。 バイエルン州は、皆さんも行かれたことがあるかもしれませんが、あのディズニーのシンデレラ城の参考になったと言う「ノイシュバンシュタイン城」のあるところ。 それにしても1760年は、日本は江戸時代。 ブローチひとつで、ネットの中で休日の一日、ちょっぴり歴史探訪の時を過ごしました~<笑>。
2020.1.9
◆ 昨年秋、某企業からいただいた「展示会」のご案内。 いつもは見ないで削除してしまうメールだが<ゴメン>、何気に見たら写真の人形に目が釘付け・・・。 基本的に人形には全く興味はないのですが・・<苦笑>。 たまたまその時期にタッセルのパーツを作っていて、このパーツを人形のバレエ衣装にアレンジしたら素敵だろうな~、と考えていた矢先のこと。 ひょっとしたら呼ばれたかも~。 苗字も一緒だし・・<笑>。
◆ このドールは、荒木啓子女史のオリジナル作品です。 どこかものうげでもありながら、異文化的なキッチュな雰囲気でもあり、ファンタジックでもあり・・・と、なかなか表現に苦労するところがその魅力なのかと思います。 会場で作家さんにお会いし、私の意図をご説明したら快く一体を分けていただけることになりました。 それが、昨日届きました!! いつもだったら、早速作り始めるところですが、年初からSFもタッセルもちょっと多忙に。 やはり集中して作業をしたいし、完成目標は・・・むむッ、ウ~苦しい!?
★荒木さんのHPのトップページにこのお話しについて掲載がありました。ありがとうございます! 是非彼女のワールドへ→クリック★
2020.1.1
◆ 干支をテーマにしたタッセルを作り始め、今年で7作目となりました。 2020年のタッセルのデザインを考え始めた時、まず最初に思いついたのは、やはり「 ねずみ色」。 グレーカラーを主体に、相性のいい色をちりばめてみました。 カラフルに使った色達は、沢山あるネズミの種類とも解釈することができます。 そして“しっぽ”をイメージしたスカート飾り。 使用したフィギュアは、4~5cm程度で、大きさからしたらマウスの種類に属するでしょうか。 最後にネズミの大好きなチーズ。 チーズを持たせたかったのですが見つからず・・、代わりにドーナツをぶら下げています<笑>。
◆ 生徒さん達から、やはり干支タッセルは年初には飾りたい! とのご希望もあり、実は昨年末から制作に入られた方もいらっしゃいます。 1月7日から教室が開始されますが、干支タッセルの特別講座は、既に準備が整っております。 ご希望の方は是非ご予約を入れてくださいね。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2019.12.25
◆ 今日は「仕事納め」です。 一般企業より2日ほど早いですが、そこがサラリーマンとは異なり、融通がきく唯一いいところかな~<笑>。 最終日の今日は、どういう訳か駆け込みじゃないですけど(!?)、満席でしたね~。 そして皆さん、私を太らせようともくろむ<笑>「甘いもの」プレゼントを沢山していただき・・・。 ま、クリスマスでもあるので、今回は遠慮なくいただくことにしました<苦笑>。
◆ 今年はどんな年だったんだろう。 当然ながらいい年もあれば、あまり芳しくない年もありますが、不思議に同じ様な「年」はないことに気付きます。 教室はさておき、長年挑戦したいと思っていた、本格的なインテリアデコレーションの仕事にチャレンジできました。 結果を残すために、カメラのマニュアルを必死に読み、にわかカメラマンまでやりました<苦笑>。 三脚を使わないと撮れないので、コラム用写真撮りとは全く違います。 そして、タッセルのコラボレーション領域へも。 今年は”耕して種まく年”だったような気がします。 さて、その種はどんな生育を見せてくれるのでしょうか・・・。 やはり来年も楽しみです!!
◆ 今年も本当に皆さまには大変お世話になり、深く感謝申しあげます。 年内のコラムは本日にて終わりにさせていただきます。 来年もまたコラムのご愛読、何卒よろしくお願いします。 皆様良いお年を!!
【皆さんにいただいたスイーツ・・】
2019.12.13
◆ アプリのひとつで「Pinterest」と言うものがありますが、これでエリザベス女王の写真を見たことがあります。一度見るとシステムが自動的に見た本人に、”あなたこれも興味あるでしょ”、と言わんばかりに写真が送られてきます。 AIのなせるわざ、なんとも迷惑な話ですが・・・。
◆でもこの中で何気に見た一枚の写真に思わず「え~、まるでカラーホィールか!!」と吹き出してしまうものがありました。 女王が着用しているファッション写真を並べたものです。 確かに、柄物の生地があまり登場しない女王の新しいお仕立てファッションは、結果として異なる色物になってしまうのでしょうか~!?
◆ 「Color Wheel: カラーホィール」とは、赤・黄・青の三原色を基準とした12色をサークル上に配置したもので、デザインを少しでもかじったことのある方にとってはお馴染みのもの。 あなたはこの系統の色が似あいますよ、なんていう「パーソナルカラー診断」なるものは女王にはまったく通用しない世界のようですね<笑>。 コラムのタイトル写真の色鉛筆のよう・・・。
Picture source : Uber Humor
2019.12.7
◆ 先日、美術展に行った時のことです。 出口にパーソナルチェアがおいてあって、そこに座って記念写真をとるコーナーが設けてありました。 チェアにはパイピングクッションが・・・。 何気に手にしたら、なんとファスナーの付け方がまったく異なっているのを見てしまいました。 これは、これは・・・。 生地も余分に使うし、そのせいでまた余分な手間がかかる方法をなぜ採用しているんだろう、と不思議な感じて眺めてしまいました<苦笑>。
◆ 制作物は、作った本人の意志がどこかしらに現れるものだと思います。 また、ある程度作れる技術を持っていると、他の作品をみると、ちょっとチェックしたくなる心理が働くようです。 教室の生徒さんもよく言ってます。 「タッセルを自分が作れるようになると、よそでタッセルを見るとやはりチェックしちゃいますよね~」。 「カーテンが縫えるようになると、思わず他のカーテンの裏側を返したくなりますよね~」。 私がパイピングクッションをチェックしたように、無意識な行動なんだと思います。
◆ ホントに作品の作り方は、人によってさまざま。 どれが良くて、どれが悪いなんていうのはないのかもしれません、が、しかし、それぞれれの分野で長い間培われてきた技術の王道はあるはずでしょう。 それらを基本にさまざまな要素のバランスが整ってこそ、”素敵ね~”と言われるのではないかと考えます。 絵画展を見に行ったのに、それ以外のことも考えさせられる日となりました・・・。
【撮影コーナーとパイピングクッション】
【私のパイピングクッション】