
2019.12.25
◆ 今日は「仕事納め」です。 一般企業より2日ほど早いですが、そこがサラリーマンとは異なり、融通がきく唯一いいところかな~<笑>。 最終日の今日は、どういう訳か駆け込みじゃないですけど(!?)、満席でしたね~。 そして皆さん、私を太らせようともくろむ<笑>「甘いもの」プレゼントを沢山していただき・・・。 ま、クリスマスでもあるので、今回は遠慮なくいただくことにしました<苦笑>。
◆ 今年はどんな年だったんだろう。 当然ながらいい年もあれば、あまり芳しくない年もありますが、不思議に同じ様な「年」はないことに気付きます。 教室はさておき、長年挑戦したいと思っていた、本格的なインテリアデコレーションの仕事にチャレンジできました。 結果を残すために、カメラのマニュアルを必死に読み、にわかカメラマンまでやりました<苦笑>。 三脚を使わないと撮れないので、コラム用写真撮りとは全く違います。 そして、タッセルのコラボレーション領域へも。 今年は”耕して種まく年”だったような気がします。 さて、その種はどんな生育を見せてくれるのでしょうか・・・。 やはり来年も楽しみです!!
◆ 今年も本当に皆さまには大変お世話になり、深く感謝申しあげます。 年内のコラムは本日にて終わりにさせていただきます。 来年もまたコラムのご愛読、何卒よろしくお願いします。 皆様良いお年を!!
【皆さんにいただいたスイーツ・・】
2019.12.13
◆ アプリのひとつで「Pinterest」と言うものがありますが、これでエリザベス女王の写真を見たことがあります。一度見るとシステムが自動的に見た本人に、”あなたこれも興味あるでしょ”、と言わんばかりに写真が送られてきます。 AIのなせるわざ、なんとも迷惑な話ですが・・・。
◆でもこの中で何気に見た一枚の写真に思わず「え~、まるでカラーホィールか!!」と吹き出してしまうものがありました。 女王が着用しているファッション写真を並べたものです。 確かに、柄物の生地があまり登場しない女王の新しいお仕立てファッションは、結果として異なる色物になってしまうのでしょうか~!?
◆ 「Color Wheel: カラーホィール」とは、赤・黄・青の三原色を基準とした12色をサークル上に配置したもので、デザインを少しでもかじったことのある方にとってはお馴染みのもの。 あなたはこの系統の色が似あいますよ、なんていう「パーソナルカラー診断」なるものは女王にはまったく通用しない世界のようですね<笑>。 コラムのタイトル写真の色鉛筆のよう・・・。
Picture source : Uber Humor
2019.12.7
◆ 先日、美術展に行った時のことです。 出口にパーソナルチェアがおいてあって、そこに座って記念写真をとるコーナーが設けてありました。 チェアにはパイピングクッションが・・・。 何気に手にしたら、なんとファスナーの付け方がまったく異なっているのを見てしまいました。 これは、これは・・・。 生地も余分に使うし、そのせいでまた余分な手間がかかる方法をなぜ採用しているんだろう、と不思議な感じて眺めてしまいました<苦笑>。
◆ 制作物は、作った本人の意志がどこかしらに現れるものだと思います。 また、ある程度作れる技術を持っていると、他の作品をみると、ちょっとチェックしたくなる心理が働くようです。 教室の生徒さんもよく言ってます。 「タッセルを自分が作れるようになると、よそでタッセルを見るとやはりチェックしちゃいますよね~」。 「カーテンが縫えるようになると、思わず他のカーテンの裏側を返したくなりますよね~」。 私がパイピングクッションをチェックしたように、無意識な行動なんだと思います。
◆ ホントに作品の作り方は、人によってさまざま。 どれが良くて、どれが悪いなんていうのはないのかもしれません、が、しかし、それぞれれの分野で長い間培われてきた技術の王道はあるはずでしょう。 それらを基本にさまざまな要素のバランスが整ってこそ、”素敵ね~”と言われるのではないかと考えます。 絵画展を見に行ったのに、それ以外のことも考えさせられる日となりました・・・。
【撮影コーナーとパイピングクッション】
【私のパイピングクッション】
2019.11.29
◆ 先日は、あるご縁でホテル椿山荘東京で開催された、日本モロッコ協会主催の「モロッコの夕べ」のパーティに行ってきました。 会場に入るまで、私の頭の中はどういうわけかトルコとモロッコがごちゃごちゃになっていて・・・<苦笑>。 近年はモロッカンな生地もブームを呼び、イスラム的な模様が脳裏に焼き付いていたせいでしょうか!? モロッコはアフリカ大陸に位置し、個人的にはあまりご縁のない国。 お誘いを受けた時、ちょっぴり仕事のことも脳裏をかすめ、新しい興味が湧きました。
◆ パーティでの興味のひとつは、お料理でしょうか。 普段食べたことのない「子羊の丸焼き」やアラブ圏にを中心としてお馴染みのひよこ豆のお料理、アルガンオイルやモロッコ食材を使ったお料理やお菓子等々。 モロッコ大使館の方が入れてくれたミントティーは、とても美味しくて大ファンになりました~。
お誘いを受けた方が、昔の知人だったこともあり、パーティ会場では懐かしい顔ぶれにも遭遇し、楽しいひと時を過ごしてきました。 やはり、さまざまなご縁のつながりを感じます・・・。
2019.11.28
◆ 茨城にお住まいの生徒さんから、地元特産「レンコン」をいただきました!! お恥ずかしながらレンコンが繋がっている実物を見たのは、初めてかも。 節ごとにひげが付いている! 同梱の説明書によると、水面に近い方から節ごとに1節、2節、3節・・・と呼ぶらしく、その部位によって適したお料理があるとのこと。 また、皮には咳止めや止血にもいいそうなんです。 Ms. Sawako-san、ありがとうございました!
◆ 教室の近くに、自分の好きなおかずを詰めてお弁当にしてくれる「ブリーズ」というお惣菜のお店があって、いつぞや“レンコンきんぴら“を詰めてもらったら、それが美味しかったので、それ以来レンコンが大好きになりました~。 いまでは家でもたまに作ったりします。 今日のお弁当にも入れてもらいました~!! <四種ご飯付770円>
2019.11.26
◆ 先週土曜は、テナントとして借りている「魚菜ビル」の文化祭でした。 ビルのオーナーさんが、よみうりカルチャーセンターを経営していることもあり、そちらの方が主体のイベントでしたが、今年は私のようなテナント入居者にもお声がかかり、初出店することに・・・。
◆ 当日は終日雨という日でしたが、関係者の方々からお聞きするに、これまでで一番盛り上がったんだそうです。 トリニティも1階ロビーにワゴンを出し販売を行いました。 コラムを読んでいただいている昔の生徒さんが来てくれたり、買っていただいたお客様との会話で盛り上がったりと、楽しいひと時でした。 準備は大変でしたが・・・<苦笑>。 実は、このような経験は初めてでしたが、お客さまのいろいろな反応を知ることで、とても勉強になりました!!
【トリニティコーナー】
【魚菜お料理教室のシュウマイとランチ券販売のスタッフの方々】
【魚菜ビルオーナーの田村社長(右)と一緒に、はいチーズ!】
2019.10.30
◆ 秋はいろいろなイベントが開催される時期ですね。 アトリエ(教室)として借りている魚菜ビルの3階にあるよみうりカルチャー自由が丘の主催で、「秋の文化祭」が開催→★されるとのこと。 これまでは、カルチャーセンターさんのみのイベントだったのですが、今年はテナントにもお声掛けいただき、出店することにしました!! 展示即売会としてソフトファニシング小物やタッセル等を販売する予定です!!
◆ 完成したチラシを届けていただきました! 開催要領は、下記のとおりです。 まだ約1ケ月先ではありますが、きっとアッという間に当日を迎えそうです<苦笑>。 よって当日の教室は、お休みとさせていただきますので、よろしくお願いします。
☆日時 11月23日(土曜・祝日) 10:30~16:30
☆会場: 魚菜ビル1F、3F、4F
☆入場料無料
2019.9.28
◆ 横浜美術館では来年1月中旬まで、オランジェリー美術館収蔵の絵画が70点程見られるというので、週末の昨日、仕事が終わってから行ってきました。 自由が丘からだと電車一本、気楽に横浜まで。 昨年パリに行った時、目と鼻の先に滞在していたのに、ルーブル美術館を優先したので、行かずじまい・・・。
◆ 美術館と言えば、最後に必ずいくミュージアムショップが楽しみ。 ここで「スマホカバー」を購入!! 使用中のスマホを新調した時につけたカバーは、色も変色し、それに一部壊れている!! これまでいろいろ探していたのですがいまいち気に入るのが無くてそのまんま・・・。 さて、4種類あった中から選んだのが、モディリアーニの作品「新しき水先案内人ポール・ギョームの肖像」が印刷されたもの。
◆ ポール・ギョームは、画家たちの絵を買って彼らを支えた画商の名前。 “水先案内人”というタイトルが気に入りました。「あ~、私のビジネスの水先案内人、現れないかしら~ん」、なんて軽いジョークで買いました~。 作品を知らない人が見ると「なんや、これ? 汚いおっちゃんのどこがええの~(大阪弁)」なんてことを言われかねないようなカバーです<笑>。
2019.9.27
◆ 確か2015年にイギリスに行った時のことだと記憶しているが・・・。 行けば必ず最新インテリアをチェックしに、主だったショウルームを巡るのが常。 その中の一軒、私の好きな生地を扱っているColeFax and Fawler で見た陶器のオブジェに見入ってしまった。 陶器でできているとはいえ、パーツそのものの精緻さに溜息さえ出た覚えがある。 作者はHITOMI HOSONO (細野仁美さん)。 「きっとこの人はいずれ、陶器の現代作家として日本でも注目を集める人になるだろうな~・・・。」と思いつつ、そばにあったパンフレットを持ち帰ってきた。
◆ あれから4年。 先日、美容院に行った時に見た雑誌「家庭画報」に彼女の記事が掲載されていたのを発見! なんとウェッジウッド社と彼女の技法とを融合した作品が作られたとのこと。 「やっぱりね~、そして彼女の作品情報も日本に上陸。 やはりあなたは只者ではなかったですね~」。 あの時もらってきたパンフレットがまだ手元にあるのを思い出しました。 私が驚いた作風を少しでも感じてもらえるかと。 今やネットで簡単に作品を見ることできますので、ご興味のある方は検索してみてください。
◆ ちなみにColeFax and Fawlerとのコラボは、ファブリックモチーフ”Roses & Pansies “( Picture source from their archives )をオブジェに取り入れたのがキッカケらしい。 ご本人もそしてこのブランドも、お花などの自然をモチーフに取り入れたものが多いのが共通点です。 私の保有する書籍「JOHN FOWLER Prince of Decorators」(このブランドの創始者のひとりです)とともに写真を撮りました。
2019.8.24
◆ 電車の席に座った途端、目に飛び込んできたTシャツの文字。 “贅沢なお肉は贅肉”。 ム、ムッ、それってどんな意味!? 確かにその持ち主は、決してスリムとは言えませんでしたが、(※人のことは笑えません。) 電車を降りる時は、自虐的ネタか、はたまた開き直りなのかもね、と解釈しました。 しかし第三者の目を惹くことは確かですし、しかも体形を凝視させるには、十分な広告の力を持っていましたよ~<苦笑>。
◆ さて、このコピーを見て私の頭をよぎったのは、素直に“贅沢なお肉、それはシャトーブリアン”でしょう~。 私の人生の中で食べた経験はたったの一度だけ。 それも忘れるくらい大昔に六本木『瀬里奈』で食べた味は、今でも忘れられません。 ほどよい霜降りとやわらかさを持つ希少部位で、お味は他のお肉とは別格。もちろん値段も別格の溜息ものです。は~ッ。 皆さんも機会があれば、焼肉にいく2回くらいを我慢し、是非シャトーブリアンのステーキにチャレンジしてください<笑>。