• vol. 54 ロンドンブラインド

    2009.10.8



    n                前回のコラムでご紹介したブラインド(英国呼び名)のデザインは、「ロンドン・ブラインド」という名称のものです。 日本では、一般名称は「シェード」と呼ばれ、これと同じデザイン名は、「ルーススタイル」です。 その特徴は、ヒダが出るように畳みあげ、両サイドが下がるデザインですね


     


    n         制作前に生地を見ながら、「両サイドに赤のインパクトがあるとかっこいいなぁ~」と思い、わざわざ赤い生地を買ってきてリボンを作り、装飾して見ました。 思いどおり!!  トリニティ・オリジナルデザインの完成。 かっこ、かわいい~、大満足です。


     


    n         さて、この「ロンドン・ブラインド」の制作は、装飾目的にしており、あまり頻繁に昇降するには適さないデザインです。 あくまで、途中まで降ろしておき、外部からの目隠しや、またはデザインを楽しむためを目的としています。 カーテンショップでオーダーする時は、その使用目的も明確に伝え、デザインを選んでくださいね。


             


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  • vol. 54 カーテン手作り vs オーダーカーテン

    2009.10.7

    ※ 「手づくりカーテン用タッセル」の記事はこちらから
    ■ ほぼ間違いなく、ほとんどの皆さんは言う。「カーテンは高い!」そうですねぇ~。 思わずうなずいてしまいます。 ひとつの大きな窓を例にしても、確かに生地分量もザクッと10m。 それに掛けることの生地単価、加えることの縫製代。窓数によっては、あっという間にウン十万~の単位を超えてしまうオーダーカーテン。
    ■ そこで「カーテン手作り」。下の写真はイケアの生地を使用した「ロンドンブラインド」です。エプロンを作ろうと思って購入していた生地を転用しました。
    ・使用長さ1.5mで1,500円 (完成サイズ幅90cm)、M単価1,000円は、ヤスッ。
    ・赤いリボンに使った生地2mで1,300円、
    ・裏地(もちろん付けます!!) 1.5mで2,000円、合計4,800円なり
    こ~んなに安く素敵に仕上がります。(※取り付け機材は含まず。今使用中のものを使えば0円)

    ■ しかし、高い生地はやはりそれなりの風格を持ち、とっても素敵ですし、お部屋の品格さえ左右しかねません。お客様をお招きするお部屋、寝室、子供部屋、階段踊り場、台所、洗面所等、カーテンを必要とする場所は沢山。 部屋別に「オーダーカーテン」と「手作りカーテン」を分けて考えるのもひとつも手です。それに、きちんとした作り方を習得すれば、様々な構造(!?)が見えてきて、きっと大きな収穫にもなることでしょう。
    ■ 皆さんのカーテン手作りへの挑戦、サポートさせていただきますッ!!

  • vol. 53 ブラインドのヘディングデザイン

    2009.9.30

    ■カーテンのヘディングとブラインドのヘディングを区別する必要は全くないのです・・・、とvol.50でご紹介した「パフヘディング」。このようにブラインドのヘディングに変身です。ブラインドの場合は、逆に上部が固定されているがゆえに、このようなデザインが可能になるのです。もちろん、「スモックヘディング<vol.8 2007年6月投稿>なんかもとても素敵でしょう。
    ■通常ブラインドのヘディングは、何もないか、もしくはギャザーしかなくどうしても単調になりがち。そんな時に、是非どうぞ!!

  • vol.48 フット・スツール

    2009.7.31

    ■足のせ台。別に足を乗せなくても、腰をかけてももちろんOK。  生徒さんの作品3点。それぞれにとっても素敵!! 足のせも腰かけももったいない!?
    【Y. Kyoko-sanの作品】 生地:Trinity
    【Aiko-sanの作品】
    【Hisako-sanの作品】

  • vol.47 カルトナージュ作品とタッセル

    2009.7.13

    ■ タッセル講座を受講されているお客様が、ご自分で作られたカルトナージュ作品との色を合わせたタッセルを飾り、その写真を送ってくださいました。感激です!! 習得していただいた技術をご自分流に活かしていただくことに、お教えする側としてはとてもやりがいがあるというものです。 
    ■タッセル作りもその実用と応用性 (糸素材や色使い、デザイン等)は、やはり最終的に習ったご本人のアイデア次第というところがあります。こんな風に皆さんのオリジナル作品のお役にたてていること、またその作品を見せていただくところに私自身のひとつの楽しみともなっています。
    Thank you so much, Setsuko-san。

  • vol.46 ティーコージーの新しいデザイン

    2009.7.2

    ■ もう、かれこれ2年前のことでしょうか・・。生徒さんが持ち込んできたティーコージー。「先生、この形のティーコージーも作りたいんですけど・・・できますか? 」「何とかしましょ。」 出来ないということを極力排除することをモットーに、新しいことへの挑戦を楽しみながら、早速試作に取り掛かり完成。 次に作りたいという方のためにマニュアルを作り、備えていたけれど、持ち込んできたご本人以外、これまで誰一人として希望する方はいなかった・・・(涙)。
    ■ついに現れました!! そして完成作品(写真)です。確かにステップが多く、完成には通常より少し時間はかかりますが、こんなデザインのティーコージーも作れます。もちろん内側には、ちゃんとキルティングが施されています。
    【Yoko-sanの作品】 生地:Trinity

    【2年前に作った私の試作品とともに・・・】

  • vol. 45 ルースカバー

    2009.6.8

    ■ ルースカバーとは: 脱いだり着せたりすることができる、いわゆる「着脱可能な椅子のカバーのこと」です。写真の作品はいずれも生徒さんの作品で、上はウィンザーチェア用として、下は事務用チェア用のデザイン。説明の言葉はいらないですね。素敵な作品と、そして生徒さんの熱意に拍手。パチ、パチ、パチッ!!
    【Tamako-sanの作品】


    【Toshiko-sanの作品】

     その他の椅子カバー作品はこちらから → 「vol. 85 椅子カバー作品」

  • vol. 44 傘用タッセル

    2009.5.28

    ■ 爽やかだった5月もあと残り数日・・・。 雨の季節の到来を目前に、「傘用タッセル」完成。今朝、自宅の前にある紫陽花を背景に写真をパチリ。今日は朝から雨模様。早速タッセルを取り付けた傘を持って出勤。なんだか電車の中で「ねぇねぇ、見て、見て!!」と言いたくなる気持ちを抑えつつ・・・、ニンマリ。 これをつければ、お父さんの傘も飲み屋で間違って持ってかれない!?  家族全員の傘につけたい気分にかられるかも。
        
        
        

    【ご連絡】追加カリキュラムとして実施予定に決定
    。(こんな楽しいタッセルを独り占めにするのはもったいない!) 準備ができ次第、当HP「最新案内」にてご案内します。 受講中または、既にカリキュラムを終了された方も、追加のカリキュラムとして作成できますので、お手製の傘用タッセルでうっとうしい梅雨を楽しいものにしてください。 ご参加、お待ちしてますね。
    ※2009年秋より、カリキュラムとして提供中です。
    2009/05/28 記載

  • vol. 43 作品掲示板

    2009.5.18

    ■先月、生徒さんがこれまで作られた作品の写真をまとめて持ってきてくれました。というのも、ソフトファニシングの作品は家の中に収まってナンボのモン。これまでも、HP上で皆様の作品をご紹介してきましたが、教室内で全ての作品の写真を撮ることは不可能な場合が多々あるのです。大物は特に・・・。
    ■すぐさま、「これ頂戴!!」(もちろん写真の現像代はお支払済デス)と、言っていただいた写真をボードに貼り出しました。これまでデジカメやPCの中に入っていた素敵な作品の写真も現像し、一気にボードへ。大きなボードを購入したつもりでしたが、すぐにスペースが埋まってしまい満杯状態。まだまだ貼り切れていません。今、新たに大きなコルクを探し中。

    ■この試みは、同じ作品でも布の雰囲気を考慮し、少しデザインを変えるとこうなるんだぁ、という他の皆様の参考としておおいに役立っていると、とっても満足。そしてこの作品掲示板を私は「勝手に殿堂入りボード」と命名。とっさの思いつきにしては上出来!? (笑) ご自分から率先して写真を貼っていただき、皆様に自分の作品を紹介してほしい、そんな気持ちで名づけました。 是非見に来てください。

  • vol. 41 拝啓 Wada様

    2009.4.25

    ■ 頂戴しました”オリジナルのリボン”は写真のようなタッセルに変身しましたので、お披露目させていただきます。

    ■ 昨年タッセルコースにお通いいただいたWada-sanは、コサージュ等を教えている先生で、糸やリボンをご自分で「染め」までされていらっしゃる方。ひとつのカリキュラムが終わると、オリジナルのシルク糸や変わった糸等でタッセルを作られていました。それをいつも見せていただく度に「糸から準備できるなんてほんとに羨まし~い!!」と言っていた私に、ある日、「これ使ってください。」と気前良く下さったもの。(欲しそうに言ってしまったかしらン・・<苦笑>) デザインが浮かばず、ずいぶん長い間そのままになってしまいましたが・・・。なぜか私の中では、スペインのイメージ。
    ■残りのリボンもどう変身するか、乞うご期待!!