2011.3.4
■ 先日、友人のビーズのアトリエにお邪魔した。以前にも幾度かお邪魔していて、下の斜めの写真のタッセル作品を作ったときも分けていただいた。 材料のすべてはフランスから輸入しているので、素人の私が見ても、その色艶や、微妙な色合いは、普通のものとちょっと違う。 アトリエには、8mほどもあろうかという壁面の棚がビーズ、スパングルの材料で埋め尽くされ、それは、それは圧巻である。思いついた時にすぐ使用できるようにと、自宅にも同じ種類すべてを保有しているのだそうだ。 ( 根性、入ってます!! )
■ 今回興味を引いたものは、怪しげに光るガラスビーズや、「きゃッ、かわいい~、でも使い方によっては微妙・・・」などと言いながら、てんとう虫のもの等を購入させてもらった。 友人も、「どんな風に出来上がるか、楽しみ~」なんて言ってくれたが、もう頭の中にはデザインが完成してます!!
■久しぶりなので、当然食事(飲み会デス)に行きましょう、ということに・・・。今回もまたまた帰りは、最終電車となりました。(苦笑)
2011.2.27
■ カーテン用に使用する「タッセルタイバック(英語名称)」のご紹介。 タッセルの木型が大きくなりますので、デザインとしてヘッド部分にモブキャップの編みを、そして当然長くなったスカートの上に「テトリスデザイン」の編みを入れ、デザイン自体が単調にならないようにしてみました。 紐の部分を除いて、約20cmです。 タッセルコースのカリキュラムに入っていますので、是非チャレンジしてみてください。
■ 日本の住居の天上高の平均は、約2.5m~3.0mくらいなので、カーテンを制作される生徒さんのカーテンの長さの平均は、2.0mくらいで作成される場合が多いように思われます。 写真は、制作したものを自宅のカーテンにさげて見たものです。カーテン全体の長さに対して、ほんと丁度いい、と自画自賛 (笑)。 下げる位置に関しては、インテリアデコレーターの端くれとして、ゴールデンルール<1 : 1.618 >で提唱させていただいております。
■ 私がタッセルを作成する場合、いつも考えることは、使用目的とするデザインに対しての「形状と加える装飾」、「色」、「糸素材」、「ボリュームと長さの全体バランス」です。
インテリア要素の重要なエレメントであるソフトファニシングとタッセルの融合。そして、すぐに使えて素敵なデザインを提供する「タッセルコース」作りを目指しております。
ソフトファニシング、タッセル教室のトリニティ
2011年02月27日 記載
2011.2.22
■ ブランケットボックス、第二弾! 前回vol. 71でご紹介した作品を作られた生徒さんが、写真を送ってくださいました。 「な、なんともうできたの!?」 という感じです。 今回の使用目的は、いつでも使えるようにと、出しっぱなしになっているミシンを容れられるということでサイズを変更し、ご本人の体重をも支えられる、ビクともしないと箱ができたとのこと。
■ 蓋を開けた時に固定しておく紐(Stay)もつけて、いい感じです!! 因みに、後ろに写っている生地は、教室で作成された「カーテン」ですね。
■ 着々とインテリアが整っていく様子が伺えて、とても嬉しいメールをありがとうございました!!
2011.2.18
2010.1.24
■ファブリックトリムとは、すなわち「布の飾り」の意味。カリキュラムの中でも紹介している4つのデザインのひとつですが、実例としてカーテンを束ねる布、タイバックのアクセントとしてこんな使い方ができます。また、このデザインに加え、下に下がる少し巾の広い布を組み合わせ、絵画の額の後ろに下げれば、絵を飾るリボンとしても応用可能です。
■Chika-sanの作品
押入れで長いこと眠っていたという某メーカーの二種類のカーテン生地を組み合わせ、新たなカーテンに変身です。
2009.12.19
■店頭にあるビーズのついたフリンジを眺めていたら、ムムッ、インスピレーションが・・・・。そして、こんなのになりました。最近、ローゼットを見る方達がやはり同じようなことを言われて、きっと考えることは同じなんだぁ、と思います。
■大昔に(いわゆるバブル時代の頃)、あるアクセサリーショップの店の方が言ってたことを思い出しました。景気がよくなると女性のアクセサリーも大振りになり、逆に景気が悪いと小振りになるって・・・!? でも個人的意見としては、「ファッションに影響されるものだ」という気もしますが、どうでしょうか・・・・?
2009/12/19 記載
2009.11.29
■ 「先生、これをやりたいんですけど・・・」「やりまッしょ!!」 確かに誰の目からみても、取り替えた方がいいのでは・・・と思われる代物であった。(失礼!)
■ 教室内だけでの作業では、完成品を見ることができない私に、写真を送ってきてくれました。 もちろん座面のクッション材も新調し、カーテンを作ったときの余り生地で張った座面は見事に復活を遂げ、インテリアに調和!! その完成を見るたびに、生徒さんと一緒にニンマリしてしまいます。ウフッ。
■Chika-sanの作品
2009.11.26
■カーテンの上部を飾るものは、総称トップ・トリートメントと呼ばれます。それらはデザインによって大きく4つに大別され、今回ご紹介する1. バランス(Valances)以外に、2. ペルメット(Pelmet)、3. ランブルクィーン(Lambrequin)、そして4. スワグ&テイル(Swag & Tail)に分かれます。
■カーテンだけあれば、用は足りるでしょう・・・。まったくその通り。しかし、その効用のいくつかを実際の例で見てみましょう。窓に換気口がついています。カーテンを開けた時、そこが目障りでそれを隠しておきたいという友人の窓のカーテンに対するソリューションは、上記の4つの中から1つを選択すること。 選択基準も大事です。手作りカーテンの観点から言って、手作りのし易さ、セッティングの容易性、そしてデザイン性も重視すると、1.と2.が最も適していると言えるでしょう。 3.は、正直言って今やオールドファッション(流行おくれです)、 4.はカーテンポールを活用したデザインに適しており、そのデザイン性はよりクラシックな雰囲気に合いますので、生地選択にも影響すると同時に、お持ちの家具との相性も大切にしたいものです。(※カーテンポール以外でももちろんセッティングは可能です)
■出来上がりは、床下までのフルレングスのカーテン丈に加え、バランスを加えることによって、全体の長さが220cmになり、お部屋を大きく見せる効果にもつながります。
日本には、便利なレールがあるんですねぇ~。取り付けたところです
■ 今年の秋に嫁いだお嬢さんの部屋を、ゲストルームに変えたいという希望からスタートしたお部屋の改造プロジェクトは、里帰りするお嬢さんご本人が一番良く活用するという点で、彼女の意見も取り入れ、さわやかなチェックの生地を選択。
カーテンの裏地もまた、更に細かいチェックの柄が選ばれ、裏にも隠れたおしゃれ感覚が・・・。それに合うバランスのデザインとして提案したのが、スモッキングスタイルです。セッティングが終わった時、私も思わず「チョーかっこ、かわいい~!!」と叫んでしまいました。
2009/11/26 記載
2009.11.11
■ 自宅で使っているボックス型のクッションの布地をずっと変えよう、変えよう、と思いつつ気になっていたものをやっと新調!! 60cm角の大きいサイズは、背もたれになったり、はたまた床に座るときは「洋風座布団」に早変わりと大活躍の割には、長いこと放置されていたわけで・・・、まったく「紺屋の白袴」なり。
■ デザインは、ちょいと遊んで「ボタンニング」(両側からくるみボタンを使用して中のクッション材を固定)」。しかしこのデザインは長短ありで、洗濯の際はこのボタンをはずし、またセットしなおさなくちゃいけないところ。でもデザイン性が増し表情が豊かになります。洗濯性を望むか、デザイン性を望むか、悩むところでもあります・・・。
2009/11/11 記載
2009.10.17
■ 最近は日本のホテルに宿泊する機会も少なくなったが、お部屋に入るときの鍵といえばカード形式の、差し込むと緑のランプがついて、開錠できるものがほとんどのような気がする。アメリカのホテルもまったくその通りですね。
■ 海外のホテルを紹介する本、『HOTELES & MORE』 (Angelika Taschen著)。LONDONやPARISバージョンが出ているが、このどちらも保有している。いつか滞在するかもしれない・・・!? ではなく、どんな雰囲気なのかインテリアの興味で購入したものである。やはりお国柄が出ていて、とてもおもしろい!! パリのホテルの「Hotel Bourg Tibourg」の紹介巻頭ページ。(下写真)。 各お部屋の鍵にはキータッセルがついて、さすがはパリ。 なんかアットホームな感じさえ伝わってきます。
■思わず、同じタッセルを作ってみたくなり、作ってしまいました。 ちょっとスリムだったかしらん・・・。
2009/10/17 記載