2009.4.1
■ 4月、桜咲くこの季節は、ものみな新しく始まる時期でもある。一戸建てから憧れのマンション暮らしをスタートさせる方からご依頼されたカーテン。 授業の合間をぬって一週間で納品。(写真) ご本人の大好きなプロバンス風、ということでご本人が選んだ生地が持ち込まれました。 Les Olivades (レゾリヴァード)のファブリック。 黄色の色が、何とも言えず落ち着いたカラーです。とっても大人のプロバンス! 素敵な作品に仕上がりました。
■優しさを出すために「バナナ・タイバック」のデザインをご提案しました。しかも、縁にはパイピング付き。イギリスでは通常よく見られるデザイン。もちろん、教室でもお教えしています。
2009.2.25
■タッセルを作る、ということは飾る対象物があってこそ、そのタッセルが生きると言うもの。私の場合は、当然インテリア用品が対象ですが、たまにはこんなものに・・・。写真はデジカメ類を入れている袋もの。いつもPCケーブルやバッテリーチャージャーを探す羽目になる悪い癖は、これで解消です!
■Anna Frenchのハギレで作ったお気に入り。
2009.2.11
■ 四角いクッションは見慣れているけど、あまり見かけない丸型のクッションデザイン。中身はウレタン素材使用で硬目のものから、フェザー素材の柔らかいものなど、用途によってソフトファーニシングも変化します。生徒さんの作品3点をご紹介。
【Tamako-sanの作品】 生地端のボーダー柄を側面に生かした素敵なデザイン! 同じ土曜クラスの人が完成を心待ちにしていた程。
【Toshiko-sanの作品】 ショッキングピンクがとても鮮やかで綺麗!! 床に座る時に使用。
【Tomoko-sanの作品】Toshiko-sanのものと同じデザインにフリルをつけたスツール用カバー。
(※私もこれと全く同じものを作り教室で使用中。代役として登場デス。)
■ 最近、世の中ギスギスとした暗ら~いニュースばかり。クッションもまぁ~るく、こころもまぁ~るくッ、と・・・・。
2009.1.29
2008.12.21
■インテリアにはかかせない「お花」。花があると空間の差し色とでもいおうか、部屋の中が明るくなり、ましてや生花であれば生命力を感じるとともに、お部屋の中が生き生きとしてくるのがわかる。
■ 生徒さんに、「先生、お花が少ないですねぇ~」。そういえば確かに少ない。私の花に対する概念は、”生花”しかなかったので、一週間程度しか持たないお花をずっと飾り続けていくのは、ちとしんどい。彼女はシルクフラワーの教室の先生で、今の造花は本物と見まごうばかりの素敵な素材があるらしい。申しわけなさそうに店頭に飾ってあった造花を持ち帰って、アレンジしてくれたのが下の写真。
【師匠が見事に変身させてくれた! なんて素敵なアレンジなんでしょう】
■これを見た私は大いに触発されました。早速進化した花素材とやらを購入し、活けてみた。(下記写真) 「オーッ、以外にいけるじゃん!!」堰を切ったように、3つも作ってしまったうちのひとつ。もちろん自己流。きっとプロから言わせるともっと素敵にアレンジできるんでしょうけど・・・・。満足、満足。
【自己流アレンジ】
■ 知らない間に、お花の世界も進化し続けているんですね。 新しい世界を教えてくれた師匠との出会いに感謝! お蔭様ですっかり店内が明るくなりました。
Thank you, Sugimoto-san.
2008.11.14
2008.3.13
■今回は、生徒さん皆様の個性溢れる様々なすばらしい作品のご紹介です。もちろん全ての作品掲載とはいかず、私のデジカメの中に残っているほんのごくごく一部。今後はきちんと計画的に作品を取り貯め、沢山の素晴らしい作品をご紹介していきたいと思います。
【香織さんのブログと作品】>> ソフトファニッシング作品: レースカーテンとランプシェード、そしてボルスタークッション
そして、ティーコージー(with 手作りミニタッセル)も合せてご紹介。
【利佳さんのティーコージー】リボン使いと作品の雰囲気がとてもマッチ!!
【智子さんのランプシェード】
ダブルシェルラッフルの縁飾りが小粋デス!!
【寿子さんのプレースマット】ビンテージ生地コレクター。今作品として陽の目を浴びて・・・。
【山本さんのクッション】得意のスモック刺繍とのあわせ技。
【あすかさんのボルスター】白のトリミングが冴えてます。
【祐子さんのカーテン】踊り場に下げられたゴブレットヘディングのカーテンとフリル付きタイバック、そしてトイレの素敵なデザインカーテン!!
ほんとに皆さんの作品に、私もワクワク感動させられっぱなし・・・です。
2007.9.25
■クッションは四角いものが一般的で、特別にデザインさえ凝らなければ、ファスナーをつけて表地と裏地をミシンでパタパタと四辺を縫い合わせれば簡単に作れます。(ま、手縫いで作るというツワモノもいると聞きましたけど・・・・。ホントーッ!?)
■生地を見るとついつい「このデザインが合いそう・・・」と思い作ってしまった結果、今回はクッション大公開となりました。しかし、まじめにクッションは、ソファ、椅子、ベッド等の場所でアクセントの重要な役割、そして何より体を支えてくれる上で欠かせない存在です。
■大きくその代表的な「形状」並びに「デザイン」との組み合わせでグルーピングしてみました。
【おなじみ四角型】
★パイピングクッション: 中央の白、パイピングコードをつけたもの。
★ブードアクッション(Boudoir cushion): あまり聞き慣れない名前ですが、ベッドなどにおいてアクセントを添えるベッドアクセサリーとしてのクッション。ここでは縁に、流行のビーズを使っています。中央右端
★ダブルボーダークッション: Double-flanged cushion とも呼びますが、比較的簡単に作れモダンなスタイルに合いますね。左端
★フリルクッション: これはダブルフリルのデザインにしています。フリルの好きな方には手作りの良さを実感できるでしょうね。売ってないから・・・。上段中央、下段右端
【ボルスター型】
★ボルスタークッション: Bolster、日本語で言えば、そのものズバリ「長枕」です。ホテルなどではたまに見かけることがありますが、丸い筒状のもので、ベッドに置いたり、またエンパイヤスタイルの家具にも合います。写真では、ボタンとボルスタータッセルをつけた二種類。手前左
【丸型】
★丸型クッション: マチがついているもので、縁にフリル(Both side frill)をつけています。上段右端
これら基本形に様々なフリンジをつけたら、気が遠~くなりそうですが、フリンジの種類だけ作れることになります
■クッションも様々なものがある、というのがお分かりいただけたと思います。しかし、いつも思うことですが、その生地のもつ風合いとデザインがマッチすることが素敵なクッションの要件だと思います。
皆さんの部屋には、どのデザインのものを置いたらアクセントとして引き立ちそうですか?
2007.6.12
以前から是非作ろうと思っていたスモックヘディングのカーテン。 今回はこれを紹介しましょう。
このスタイルを作るには、"スモックテープ" (ギャザーテープなどのお仲間デス) というものを使い、仕上げは紐を引くだけなのでとても簡単なんですよ。(写真のものは、表側の生地にスモック刺繍を施し、スモックの部分をより際立たせていますけど・・・。)
日本ではあまり見かけないので、きっとあまり知られてないんだなぁと想像していて、以前から是非作ってご紹介したいなぁ、と思っていたものがこのたび完成!! とてもかわいい素敵なヘディングのスタイルでしょ。もっともっと普及してほしいぁと思います。「是非見たい」という方は教室に遊びに来てくださいね。
2007/06/12記載
※ 「コラムvol. 90 子供部屋のカーテン」で、生徒さんの作品がご覧になれます。
※ 「コラムvol. 59 カーテン上飾り」で、生徒さんの作品がご覧になれます。
2007.4.15
■世の中に様々な贅沢あれど・・・何が一体究極の贅沢なのか? 個人によってそれは大いに異なる。ウニが大好きな人は、てんこ盛りのウニ丼をお腹いっぱい頬張るなんて、やや学生的な嗜好の贅沢から、はたまた超豪華客船で世界一週なんていう熟年世代・セレブ系的なもの、そして世の中にはこんな贅沢な石鹸(値段<¥12,600/個>もさることながら、内容がすごい!!)もあり・・・、要は各個人の年代や価値観の相違なんだと思うけど。
■新しい作品
最近の私の頭の中は、「あー、あれも作りたい、これも作りたい」、と様々な作品の種類が順番待ちをしている。順番のひとつの完成品が、掲載の写真である。これは店内にある椅子のために作った「ルースカバー」。(※椅子・ソファなどの取り外しのできるカバーのことです。) 最初に型を取り(石膏じゃありませんよ)、仮縫い・補正をし、作成途中では何回かモデルには試着をしてもらい、途中で「ムムッ、これはまるでテーラーメイドの洋服かァ!? 」と思いました。
椅子の背の上部の丸みの部分に、友布を用いパイピングロープで作った編みこみ型の飾りを付けたところが、作成者のオキニ。 (お気に入りという意味デス<笑>)。 ボルスタータッセルの代用です。
■自分だけのオリジナルはテーラーメイド
それぞれ違う形の椅子に合わせて作るルースカバー。これは究極のテーラーメイドなんだぁ~、とつくづく思いました。 考えるて見れば、なんて「贅沢」なんでしょう。 皆さん納得していただけますか? 「ガッテン、ガッテン」、最後はNHK的に・・・・。