2017.3.18
◆ 先日ご紹介したかわいいロゼット。今回は少しロゼットについて少し解説したいと思います。
【用途と位置づけ】
1) パスマントリーの一種であるロゼットの使用用途のひとつは、クッションやカーテンなどの飾りとして使われ、ロゼット単独もしくはタッセルと組み合わせて使う場合とがあります。 この場合の★ロゼットの大きさは直径4~6cm程度。
・ここで使用するロゼットのデザインは実に多彩。教室では代表的なものふたつをカリキュラムに入れています。
2) そしてサイズが極小さなロゼットは、オーナメントと言ってタッセルそのものを飾るパーツのロゼットに分かれます。★この場合は直径1cm~3cm程度と、サイズが異なりますね。タッセルより大きくなってはいけませんので、当然サイズは極小に。話は広がりますがタッセルを飾る「オーナメント」の種類も実に沢山あり・・・。いつかまたサマリーしてご紹介する必要がありそうです。
◆ 先日一個だけ作ったものをご紹介しましたが、少し色を変えて多めに作ってみました。 今の段階で正式にカリキュラムに入れる予定はありませんが、もしご希望の方がいらっしゃったら、申し出てください。 作り方はご説明しますね<対象者: 研究科クラス履修の方のみ>。
2017.3.14
◆ 「先生、これは何という名前なんですか?」 SFクラスの生徒さんでカルトナージュの先生でもある方が、ご自分の作品を作るために市販品を購入されたというもの<写真上>。「これは、ロゼットですね」 花びらの部分の作り方は、研究科カリキュラムを受講されている方はすでにご存じのもの。中心部分は「馬車モチーフ」と呼ばれ、花弁と同様伝統的なテクニックを使って作られたものです。
◆ このようなものを見ると、俄然、私のボルテージは上がります<笑>。 なぜかと言えば、作り方は知っていても、まだ皆さんにお目にかけてなかったので、この機会にと早速作りました<写真下>。今回のサイズは幅3cm程度。中心部分はこれ以外にも別パターンのテクニックもあり、それはまたの機会にご紹介することにしまょう。 今更ですが当教室のタッセルやロゼット等すべて作り方は、ヨーロッパの伝統的な作り方に基づくやり方でお教えしています・・・、念のため<笑>。
2017.3.6
◆ 結婚されるご友人のプレゼント用にと、生徒さんが作られたランプシェードです。 お財布に優しい、リーズナブル価格で入手されたというテーブルランプ。 新品のシェード部分を張り替えてのリニューアル版。 生地はトリニティの在庫の中からお選びいただき、どこにも売ってない唯一無二のプレゼント作品となりました。 新居のインテリアのアクセントに、こんなプレゼントをいただいたら、嬉しいですね~。
2017.3.3
◆ 昨日は、今年1月に実施させていただきました、ナンタケットバスケット銀座教室を主宰されている田中先生のお招きで、第2弾の特別講座を実施してきました。 今回のご要望は「クラッチバッグ用タッセル」で、新しいデザインをご提供させていただきました。このデザインで使われている木型、実はまだ教室の生徒さんはご覧になっていない新しい木型なんです。 今回ご提供させていただいたタッセルのサンプル写真<下>をご覧いただき、新しい木型にご興味を持たれた方は、ご利用可能ですので申し出てくださいね。
◆ 昨日ご参加の皆様、そして素晴らしいホスピタリティをご提供いただきました、田中先生、森田さん、お世話になり本当にありがとうございました!!
<午前の部> <午後の部>
※人数が集まれば、ご指定場所での外部講座を開催しております。 是非お問い合わせください。
2017.2.27
◆ できましたよ~、私のフロアランプ。ここまでの道のりが笑っちゃうくらいに長い。初めてこの生地を見たのが2007年。廃番予定のリストにはいりましたよ、と連絡を受け慌てて購入したのが2016年。フレームを発注したのが2016年の暮れ。そして2017年2月にやっと完成しました。ふぅ~ッ。なんとこの生地を形にするまで、足掛け10年の時間が経過してしまいました<苦笑>。
◆ さて、この生地の柄を最大限に生かすには、そのまま縦にストレートに使うのが一番。 と、ドラムタイプ(寸胴型)のシェード以外考えられませんでしたが、保有のフロアランプの高さに合わせて計算し発注するまで、また時間がかかってしまい・・・。
この長きに渡るストーリーは、ま、こだわりの逸品とも言えるし、思い続ければ夢(?)は叶うとも言えるし、結局、運命的なものを感じました。自宅に持ち帰る予定ですが、しばらく教室においておきますので、是非ご覧くださいね。
2017.2.14
◆ 皆さんご存知フリクションペン。 ペンのお尻のシリコンが消しゴムになるので、通常の消しゴムを持たなくてもいい。ペンケースの中もスッキリ・・・!?
◆ これまで私はフリクションペンの「カラーペン」のみの愛用者だったのですが、この度初めて通常タイプの極細(0.38mm)を一本購入したら、ペン先を出したり、引っ込めたりする部分にちょうど穴が開いているのを発見。これは何のための穴かは不明ですが、早速かわいいタッセルを作ってみました。超ミニミニサイズの3cm。 鉛筆とボールペンの中間のような感じで使えるフリクションペン。 どなたかへのプレゼントにも使えそうで、いいかも~。
ご興味のある生徒さんは、クラスで作り方レシピを無料公開しますのでお尋ねくださいね。
2017.2.13
◆ ナンタケットバスケットのクラッチバッグに飾るタッセル制作をご依頼され、先週末にお引き渡ししました。お話しによると今週、結構式にご出席されるとのこと。 もうひとつ候補のシャネルのバッグを持つか、これにしようかと悩まれていましたが、タッセルを付けることで、ナンタケットバスケットをお持ちになるとのことでした。楽しいお悩みです!
◆ 打ち合わせをして決められた今回のデザインには、オパール調の新しいスワロフスキーを使用しました。色も抑えめに全体的にシックな仕上がり。Ms. Yukako-san, ありがとうございました。タッセルとともにウェディングパーティ、楽しんでくださいね!!
2017.2.1
◆ 昨年末にオーダーをいただいていたタッセル2点。本日お引き取りにきていただきました。
◆ デザインを決める場合、お客様と直接お会いして、イメージをお聞きすると同時に、様々なサンプルを見ていただきデザインや仕様を決めるのが最適ですが、今回はメールと電話、そして私のHP「制作サービス」でご紹介しているサンプルをもとに作成したもの。果たして、大丈夫かしら・・と心配してましたが、やはりちょっとした手違いが生じてしまい、その場で手直しさせていただくことになってしまいました。でも、そのことがひとつのデモンストレーションとなり、タッセルの複雑さをご理解いただき、災い転じて福となす、かな~<苦笑>。
◆ お渡ししたもののひとつは、ミニナンタケットバスケットを使用したデザインですが、7年経過しても今だに新鮮さを感じていただけるデザインと認識でき嬉しい限りです!! Ms. Yuko-san, 本当にありがとうございました。
2017.1.17
◆ 時間の余裕ができると、自宅で洋服の断捨離中。瞬間に「捨て」を判断できるものもありますが、あまり痛みのないものは、やはり「もったいない」という言葉が頭をかすめてしまいます。
◆ということで、捨てるのを躊躇したこのトレーナー(この時代はそう呼んでいた)、昔ハワイ土産げにもらったクレージーシャツ・ブランドのスウェットをクッションに仕立て直しました。 このイラストが可愛くて、ある時期一世を風靡した代物、ご存じの方も多いはず。 年がばれちゃいますね~<苦笑>。 しかし昔の生地はどれをとってもシッカリしたものが多く、リメイクに耐えられる代物が多いと感じます。 皆さんも是非愛着の一品をソフトファニシングのテクニックで身近なものに変身させて見てくださいね~。
2017.1.14
◆「先生、これ見て!」と取り出した生徒さん自作のスマホのケース。 以前店頭でご購入された生地の一部。 とてもおもしろい生地で、エコバック、靴、時計、カメラ、スマホ等いろいろなものがプリントされているので、お気に入りの部分で、こんなものが作れるんです。
◆私はエコバックと靴入れを作りましたが、スマホケースは初めて見ました。 遊び半分で仕入れた生地ですが、まだ在庫がありますし、なんと言っても安いので皆さんもいかがですかぁ~。