vol.1549 手帳のハンドメイド栞
2025.11.28
新しい手帳を買うと、職業柄(!?)かもしれませんが「さて、今年はどんな飾りを付けようかな~」と考えるのは楽しみになっています。 購入する手帳はその時々によって、カバーの色やスタイルも異なります。 来年(2026)のものは綺麗な「赤」を選びました。 小物だからこそ選べる色。 今愛用しているCOACHのペンケースも「赤」。 いずれにしても元気が出る色です。
さて、作ろうと周りを見回した時、既にお客様用として作ったサンプルが目に入りました!! 「時間の節約にもなるし、このサンプルを使っちゃおう」と安易な選択<笑>。 きっと新規に作り始めたら、真っ赤な色を使っていたでしょう。 ちょっと外した色合いも以外に合っている・・・、そんな発見もありで、写真のようになりました~。

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2025.11.24
◆ お客様自作カーテンのご紹介
お引越しをされたという生徒さんが、新居のためのカーテン作り。 お仕事をお持ちの方なので、その合間を縫っての作成となりました。 完成したものを窓に掛けた時点で、初冬に入ってしまいましたが、「気のせいかお部屋が暖かい!」と感じたそうです。 いやいや、気のせいではありませんよ。 夏は日差しを避け、冬は外気の冷たさからお部屋を守ってくれる・・・それがカーテンの役目のひとつなんですから!!
◆ 「自分でカーテンを作る」ことの意味
自作を希望される方は少なくとも世の中にはいらっしゃいます。 作り方を教える教室ですから当然ですが・・・<苦笑>。 選択された方のお気持ちの大半はやはり、「❶好きなデザインにしたい」「❷自作に挑戦したい」、この2点に集約することでしょうか。
外部制作は、工場での一貫生産。流れ作業体制なので、どうしてもデザインの制約が多くなることは否めないかもしれません。 自作を希望の方々は、それらに魅力を感じない集団でもあると言えるでしょう。 完成したカーテンは下の写真をご覧ください。

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2025.9.22
があり、「タイバックを作りたいんですが・・・」とリクエストをいただきました。 なんと長さを80cmにしたいとのこと。 普通は30cm~40cmくらいの長さが標準ですが・・・。 お聞きしたところ、家具にお日様が当たらないようにするために、カーテンは全部引かず少し閉めておきたいとのことで、このサイズになりました。 80cmの長さは、例外中の例外!?と言えるでしょうか<苦笑>。
さて、ご自身でカーテンに合う生地をご持参され、アクセントに何か(?)つけたいとのご希望をもとに開始したタイバック作り。 まずは80cmの型紙作りから始めます。 教室では、タイバックの型紙はイギリス在住時代に入手したものを使っています。 それをベースにどんな長いものでも幅がどんなに広くても、自在にアレンジすることが可能です。
ご持参されたスェード調の生地にあわせ、ゴールド色のブレードを真ん中に一直線。 いろいろ試した結果、上下に付けると賑やかになりすぎるとの判断でこうなりました。 確かにスッキリとした感じで、かつ個性的です。 タイバックと言えど、アクセントひとつ入れることでカーテンの印象はガラッと変わります!


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2025.9.19
突然そう思って紐を作りはじめました。 これまで作ったこともないもので、最初は持っている書籍を参考にして挑戦しましたが、2次元の世界では・・?? 全く理解不能! そうだ、「YouTube」からも探してみようとアクセスしたら、参考になりそうな動画を探し出すことができました。 しかし、何度見ても最初は頭が混乱し、少し調子が出てきたぞ、と思ったら、リボンの順番が狂ってる・・・<泣>。 何回も失敗を重ねてはじめて勝手に手が動くように・・・。 悪戦苦闘の結果、やっと完成!!
さて、突然思い立った理由はなんだったんだろう・・・。 自分としても不思議ですが、思うに、人間好きなこと(私の場合はタッセルとソフトファニシング) や気になることがあると、頭のどこか片隅の記憶領域に書き込まれるんだな~、と思います。
例えば今回のきっかけになったのは、とあるお店のショウケースに入っていた1本のキーリングを見たことがキッカケです。 それはイタリアのブランド「ボッテガヴェネタ」のものでした→★。 見た瞬間、あれっ、この形のリングに似たものを持っていたような気がする・・・、それにこの革紐の編み方は、ロープデザインで見たことあるし・・・。
そう思った瞬間、頭の中のどこか記憶領域に書き込まれた断片的な情報がつながりました。 私にも作れそう・・・。と言うわけで、写真のとおり、赤と紺のリボン6本で作ったキーリングの完成! スマホストラップとして使いたいと思います。 やればできるじゃん、久々自分を褒めてあげたい<苦笑>。



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2025.9.8
カータンをまとめる「タイバック」のデザインとして四つ目<ギャザータイプ>をご紹介します。 今回のギャザータイプに使った生地はストライプ。 ストライプ模様はギャザーにしたら縮むので、面白い効果が生まれるだろう・・・と予測。 目論んだとおりの結果<苦笑>。 ボリュームが出て存在感があります! アクセント効果抜群に。
下記リストをクリックするとご覧いただけますので、是非参考にしてみてください。
● スカラップデザインに折り畳みフリル付き→ ★vol.1535 カーテン用タイバック
● 三つ編み → ★ vol.1532 タイバック三つ編み
● ブリオンフリンジ付 → ★vol.1530 カーテン用タイバックデザイン
● 幅広ブレードを使ったデザイン(私の自宅用)→ ★vol.1515 タイバック作品
● タッセルタイバック(タッセルの制作) → ★vol.1091 タッセルタイバック
● スモッキングデザイン → ★vol.559 スモッキングのタイバッグ
今後も「タイバックデザイン」のご紹介は続きますので楽しみに!!
製作のご依頼も承っていますので、コメント欄もしくは「お問合せ」→★からお願いします。


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2025.9.4
商業ベースでの夏も終わり、店頭には秋物がチラホラ。 ご多分に漏れず、手芸用品も夏用はセール対象品になりますね。 最近プラスチックチェーンをよく見かけるので、きっと脳裏に残っていたのでしょうか、手芸店でプラスチックチェーンの価格が198円になつていたいたのを見て、即購入。 もちろん残り物だから安いので、色等は選べませんが、これならなんとかなるかな、と思った1本をチョイス。
コラム vol.1540 サマーネックレス<特別版>』でご紹介した、夏の特別講座。 デザインする時に考える第一のポイントは、生徒の皆さんが好むような色や形を考えます。 あまり突飛な色やデザインは、ウケませんからね~<苦笑>。 皆さんが作りたい、と言ってくれるとホット安心します。 こちらはシックな色使いの中にも、ポンポンデザインは少し大人かわいい雰囲気にしました。
話は戻りますが、購入したプラスチックチェーンを使った別バージョンの新しいデザインの夏ネックレス!! 沢山の色を使っているので、どなたからでも好まれる!? とは当然言い難く・・・<苦笑>。 結果、作った本人の好みになってしまいますが・・・。 作品写真とモデルは私の自撮りで~す<笑>。


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2025.7.25
◆ 新作タッセル追加発表
「2025版夏のタッセル→★」の発表以後、更に今年はタイトルのように<新作2025サマーネックレス>を追加発表しています。 例年は6月~7月頃にご案内している恒例の特別講座ですが、 今年の発表が4月と早かったせいもあり、生徒さんがどんどん完成され、本番夏に作るものが無くなってしまった・・!? いずれにせよ、ご案内が後手になってしまいましたが・・・。
◆ ネックレスデザインについて
● 夏の糸素材でポンポンを作成。 途中に白黒糸で紐編みしたものを採用し、アクセントに。
● 下げ紐は、長さ調節可能な<ノット>を使ってますのでお好きな長さで使えます。 背が低い人/高い人、お好きな長さでご使用いただけます。
● 紐の先端に丸い木型に同じ糸を巻いたものを使い、大きさの異なるポンポンでリズム感が出るようなデザインにして見ました。
● 全体の色合いは、どんなトップスにも合います!! もし気に入ったら是非教室で作ってくださいね!
◆装着事例: 写真は教室の生徒さんがモデル



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2025.7.24
◆ 6月のコラムvol.1537でご紹介したランプシェード→★ その張り替えが終わって完成です。 今回は初めて薄手の麻生地を使ってみました。 店頭で見た時は、薄いグレーかと思いきや、グレーが買ったピンク。 ま、ベースの色がこげ茶なので、色的には問題ないか、どうせ自宅用だし<苦笑>と思い、そのまま作業続行。 元の仕様通り、3枚の生地を使いましたがやはりそれなりの時間がかかってしまいました~。
◆ ランプシェードはこれまでも何個も作っていますが、今回の発見は縁飾りのバイアステープ。 生地が薄い場合は、きちんと両側を折りたたんだ時、全てが3枚重なるような巾になるよう逆計算して裁断すると、バイアステープを貼った時に綺麗に見えます!! いつも何か発見があります・・・<苦笑>。


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2025.6.22
ランプシェードの一般的な形状には大きく3種類ほどあり、<円筒形>や<台形>のものは比較的短時間で作成や張替えができます。 しかしボウ(bow)と言って<弓なり形状>のものは簡単ではありません。 その一部の工程をご紹介しますね。 一番最初にやる作業の説明は省いてます。
▪弓型のシェードは、中間部分が中側にカーブするのですが、表地はそれをなぞらず、「ひだ使い」デザインにするために、生地を斜めにタックを取りながら貼り、まるでハードタイプような台形にしてあります。
▪解体しながら何気に見える前任者の作業工程
通常は、<裏地/表地>の2枚でいいはずなのに、なぜ3枚の生地を使うと決めたんだろう・・・という不思議さも頭をよぎりました。


▪ 薄茶色の表生地はシルク。 触って初めて気づきました。 なんと縫い糸もシルク糸です。 下に白く見えるのは、表地用の裏地です。
▪「え~ッこんなに細かく縫ってある! 」 ほぼ5mm間隔。 私だったらきっと1cmくらいでやっちゃうかな・・・<苦笑>。
▪ 表に見える白い生地は、3枚目として使われている裏地。 裏側から生地を引き上げ、最終工程として表生地に縫い留めていきます。(破いてしまいましたが・・・)
▪ よって裏地1枚、表地2枚、合計3枚もの生地を使っている!? 1枚の生地は必ず上下を縫いますので、6週分手を動かしていたことになります!!

◆ 解体途中、ふとTVで見た奈良薬師寺の全解体修理の番組のこともふと思い出しました。 最初に作った人がどんなことを考えながら建造したのか・・、声なき声を尊重しながら作業をすすめるプロの姿がそこにありました。
◆ お読みいただいたように、このシェードの<張り仕事>は、<針仕事>の連続で、ひと針、ひと針手作業で縫って仕上げていくものなので、とても時間がかかるんですよ!
最後に余談ですが、糸等は燃やしてみるとその繊維が何かわかります。 シルクは瞬間玉ができるだけ、合成繊維は勢いよく燃えます。
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2025.5.29
◆ 3つ目のカーテン用タイバックデザインです。 タイバックの形と布の相性は大事!! 英語で(scallop)の意味は(ホタテ貝)ですが、形にすると半円モチーフのことを指します。 今回はスカラップの縁に小さなフリル付きです。 スカラップは刺繍や洋服の襟等にも使われて、使われたアイテムを一気に甘めに、そしてガーリーな雰囲気に変身。 柔らかい雰囲気を出すのには最適ですね。
◆ 少し甘めのタイバックデザインには、やはり生地も少し女性っぽいものが合うかと思い、写真のような生地を使いました。 せっかくのデザインがカーテン本体生地と同化しないように縁にアクセントを入れ、しかも<折り畳みフリル>を付けて見ました。
◆ このようなフリルを付けるには、ちょっとしたテクニックが必要となります。 フリルは、一か所にひだが偏らないように、まんべんに散らばるように・・・そして二重の生地のフリル部分が平らに立ち上がるようにと、ちょっとしたフリル作りのコツがポイントとなります!!制作に少し時間がかかるので、ここまでやるかって感じのタイバックですが・・・・・<苦笑> でも、完成したら唯一無二!!



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