2011.2.22
■ ブランケットボックス、第二弾! 前回vol. 71でご紹介した作品を作られた生徒さんが、写真を送ってくださいました。 「な、なんともうできたの!?」 という感じです。 今回の使用目的は、いつでも使えるようにと、出しっぱなしになっているミシンを容れられるということでサイズを変更し、ご本人の体重をも支えられる、ビクともしないと箱ができたとのこと。
■ 蓋を開けた時に固定しておく紐(Stay)もつけて、いい感じです!! 因みに、後ろに写っている生地は、教室で作成された「カーテン」ですね。
■ 着々とインテリアが整っていく様子が伺えて、とても嬉しいメールをありがとうございました!!
2011.2.18
2010.1.24
■ファブリックトリムとは、すなわち「布の飾り」の意味。カリキュラムの中でも紹介している4つのデザインのひとつですが、実例としてカーテンを束ねる布、タイバックのアクセントとしてこんな使い方ができます。また、このデザインに加え、下に下がる少し巾の広い布を組み合わせ、絵画の額の後ろに下げれば、絵を飾るリボンとしても応用可能です。
■Chika-sanの作品
押入れで長いこと眠っていたという某メーカーの二種類のカーテン生地を組み合わせ、新たなカーテンに変身です。
2009.12.19
■店頭にあるビーズのついたフリンジを眺めていたら、ムムッ、インスピレーションが・・・・。そして、こんなのになりました。最近、ローゼットを見る方達がやはり同じようなことを言われて、きっと考えることは同じなんだぁ、と思います。
■大昔に(いわゆるバブル時代の頃)、あるアクセサリーショップの店の方が言ってたことを思い出しました。景気がよくなると女性のアクセサリーも大振りになり、逆に景気が悪いと小振りになるって・・・!? でも個人的意見としては、「ファッションに影響されるものだ」という気もしますが、どうでしょうか・・・・?
2009/12/19 記載
2009.11.29
■ 「先生、これをやりたいんですけど・・・」「やりまッしょ!!」 確かに誰の目からみても、取り替えた方がいいのでは・・・と思われる代物であった。(失礼!)
■ 教室内だけでの作業では、完成品を見ることができない私に、写真を送ってきてくれました。 もちろん座面のクッション材も新調し、カーテンを作ったときの余り生地で張った座面は見事に復活を遂げ、インテリアに調和!! その完成を見るたびに、生徒さんと一緒にニンマリしてしまいます。ウフッ。
■Chika-sanの作品
2009.11.26
■カーテンの上部を飾るものは、総称トップ・トリートメントと呼ばれます。それらはデザインによって大きく4つに大別され、今回ご紹介する1. バランス(Valances)以外に、2. ペルメット(Pelmet)、3. ランブルクィーン(Lambrequin)、そして4. スワグ&テイル(Swag & Tail)に分かれます。
■カーテンだけあれば、用は足りるでしょう・・・。まったくその通り。しかし、その効用のいくつかを実際の例で見てみましょう。窓に換気口がついています。カーテンを開けた時、そこが目障りでそれを隠しておきたいという友人の窓のカーテンに対するソリューションは、上記の4つの中から1つを選択すること。 選択基準も大事です。手作りカーテンの観点から言って、手作りのし易さ、セッティングの容易性、そしてデザイン性も重視すると、1.と2.が最も適していると言えるでしょう。 3.は、正直言って今やオールドファッション(流行おくれです)、 4.はカーテンポールを活用したデザインに適しており、そのデザイン性はよりクラシックな雰囲気に合いますので、生地選択にも影響すると同時に、お持ちの家具との相性も大切にしたいものです。(※カーテンポール以外でももちろんセッティングは可能です)
■出来上がりは、床下までのフルレングスのカーテン丈に加え、バランスを加えることによって、全体の長さが220cmになり、お部屋を大きく見せる効果にもつながります。
日本には、便利なレールがあるんですねぇ~。取り付けたところです
■ 今年の秋に嫁いだお嬢さんの部屋を、ゲストルームに変えたいという希望からスタートしたお部屋の改造プロジェクトは、里帰りするお嬢さんご本人が一番良く活用するという点で、彼女の意見も取り入れ、さわやかなチェックの生地を選択。
カーテンの裏地もまた、更に細かいチェックの柄が選ばれ、裏にも隠れたおしゃれ感覚が・・・。それに合うバランスのデザインとして提案したのが、スモッキングスタイルです。セッティングが終わった時、私も思わず「チョーかっこ、かわいい~!!」と叫んでしまいました。
2009/11/26 記載
2009.11.11
■ 自宅で使っているボックス型のクッションの布地をずっと変えよう、変えよう、と思いつつ気になっていたものをやっと新調!! 60cm角の大きいサイズは、背もたれになったり、はたまた床に座るときは「洋風座布団」に早変わりと大活躍の割には、長いこと放置されていたわけで・・・、まったく「紺屋の白袴」なり。
■ デザインは、ちょいと遊んで「ボタンニング」(両側からくるみボタンを使用して中のクッション材を固定)」。しかしこのデザインは長短ありで、洗濯の際はこのボタンをはずし、またセットしなおさなくちゃいけないところ。でもデザイン性が増し表情が豊かになります。洗濯性を望むか、デザイン性を望むか、悩むところでもあります・・・。
2009/11/11 記載
2009.10.17
■ 最近は日本のホテルに宿泊する機会も少なくなったが、お部屋に入るときの鍵といえばカード形式の、差し込むと緑のランプがついて、開錠できるものがほとんどのような気がする。アメリカのホテルもまったくその通りですね。
■ 海外のホテルを紹介する本、『HOTELES & MORE』 (Angelika Taschen著)。LONDONやPARISバージョンが出ているが、このどちらも保有している。いつか滞在するかもしれない・・・!? ではなく、どんな雰囲気なのかインテリアの興味で購入したものである。やはりお国柄が出ていて、とてもおもしろい!! パリのホテルの「Hotel Bourg Tibourg」の紹介巻頭ページ。(下写真)。 各お部屋の鍵にはキータッセルがついて、さすがはパリ。 なんかアットホームな感じさえ伝わってきます。
■思わず、同じタッセルを作ってみたくなり、作ってしまいました。 ちょっとスリムだったかしらん・・・。
2009/10/17 記載
2009.10.8
n 前回のコラムでご紹介したブラインド(英国呼び名)のデザインは、「ロンドン・ブラインド」という名称のものです。 日本では、一般名称は「シェード」と呼ばれ、これと同じデザイン名は、「ルーススタイル」です。 その特徴は、ヒダが出るように畳みあげ、両サイドが下がるデザインですね。
n 制作前に生地を見ながら、「両サイドに赤のインパクトがあるとかっこいいなぁ~」と思い、わざわざ赤い生地を買ってきてリボンを作り、装飾して見ました。 思いどおり!! トリニティ・オリジナルデザインの完成。 かっこ、かわいい~、大満足です。
n さて、この「ロンドン・ブラインド」の制作は、装飾目的にしており、あまり頻繁に昇降するには適さないデザインです。 あくまで、途中まで降ろしておき、外部からの目隠しや、またはデザインを楽しむためを目的としています。 カーテンショップでオーダーする時は、その使用目的も明確に伝え、デザインを選んでくださいね。
2009.10.7
※ 「手づくりカーテン用タッセル」の記事は、こちらから。
■ ほぼ間違いなく、ほとんどの皆さんは言う。「カーテンは高い!」そうですねぇ~。 思わずうなずいてしまいます。 ひとつの大きな窓を例にしても、確かに生地分量もザクッと10m。 それに掛けることの生地単価、加えることの縫製代。窓数によっては、あっという間にウン十万~の単位を超えてしまうオーダーカーテン。
■ そこで「カーテン手作り」。下の写真はイケアの生地を使用した「ロンドンブラインド」です。エプロンを作ろうと思って購入していた生地を転用しました。
・使用長さ1.5mで1,500円 (完成サイズ幅90cm)、M単価1,000円は、ヤスッ。
・赤いリボンに使った生地2mで1,300円、
・裏地(もちろん付けます!!) 1.5mで2,000円、合計4,800円なり。
こ~んなに安く素敵に仕上がります。(※取り付け機材は含まず。今使用中のものを使えば0円)
■ しかし、高い生地はやはりそれなりの風格を持ち、とっても素敵ですし、お部屋の品格さえ左右しかねません。お客様をお招きするお部屋、寝室、子供部屋、階段踊り場、台所、洗面所等、カーテンを必要とする場所は沢山。 部屋別に「オーダーカーテン」と「手作りカーテン」を分けて考えるのもひとつも手です。それに、きちんとした作り方を習得すれば、様々な構造(!?)が見えてきて、きっと大きな収穫にもなることでしょう。
■ 皆さんのカーテン手作りへの挑戦、サポートさせていただきますッ!!