
2017.10.13
◆ 最近は、日本でもやっと「壁紙」にフォーカスがあたる時代になってきたような気がします。 そんな中でもゴージャスなひとつをご紹介しましょう。
◆ 海外商品を取り扱う商社さんからお借りした「Fromental」<英国>の壁紙のサンプル帳。 写真は、その中のシノワズリーシリーズの一枚で、シルク生地にシルク刺繍が刺してあります。他のページも同様、素敵な壁紙がいっぱいで、まさに壁紙というより華麗なアートの世界。どれもこれを素敵で、溜息が出てしまいます。
予算の都合上、全ての壁に貼ることはできなくても、その一部を額に入れ楽しむことはできるかな・・。人生の中で、こんなささやかな贅沢があっても許せるよね~、なんて妄想している最中です<笑>。
2017.9.11
◆ 今月9月は「ハサミ研ぎ月間」です。 前回出し忘れたもの等、お出しくださいね。 ご案内が遅れたので、〆切は9月23日にします。 考えてみると、前回は6月。3か月間でそうそう切れ味が悪くはならないかぁ~<苦笑>。
2017.9.4
◆ ソフトファニシングのカリキュラムの中で、ファスナーを使う作品はたくさんあるので、教室備品として準備してあります。皆さん、自由な長さでカットできるように「巻き」の状態での在庫。 仕入れ時に引き手(スライダー)部分をセットしておいてください、とお願いすると価格が高くなるので、定期的に自分でセット(内職!?)するようにしています<苦笑>。
◆ このセット方法は、皆さんもファスナーのスライダーが本体から抜けてしまった時や、短くしたい時にも役立ちそうなので、ご紹介しましょう。 やり方はスリーステップ<写真下参考>。 必要な道具は「ニッパー」のみ。 レール部分を業界の人は「ムシ」と呼んでいますね。 漢字で書くと「務歯」。覚えておくと、トリビア的な話題になるかもね~<笑> 再度抜け落ちないように、両端の切り口を糸で固定しておくことを忘れずにね!!
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2017.8.28
◆ 夏休みにスウェーデンを旅行された生徒さんからいただいた、ランプシェードの写真、写真、写真・・・・。現地の美術館で特別企画展として取り上げられていた「ランプシェード展」のものだそうです。1920年代~現代まで様々な形が見て取れます。 歌は世につれ、世は歌に連れ、ではありませんが、ランプシェードの形も時の流れによって変わっていきます。
◆ さて今回は、その歴史を少し紐解いていきましょう。私の持っている本『SHADES OF LIGHT』によると、 イギリスの家庭で使われていたオイルランプ。1893年に白熱マントル(※)と呼ばれる発光体が導入され、より一層の明るさがもたらされたが、逆にその炎の眩しさと目の損傷への懸念から、シェードが生まれたとあります。 また光を適度に散乱させる素材として、シルクが使われていたそうです。
◆下の写真は、Jeffery Museum所蔵シェードのカタログです。 ここは、17Cからのイギリスのインテリアの変遷を垣間見ることができる博物館です。 この博物館には一度行ったことがありますが、あまり知られてないかと思います。 ロンドン郊外のロケーションでなので、アクセスが不便。 インテリアに興味がある方でも、なかなか訪れる機会がないかもしれません。
※「マントル」とは、オイルランプに使われていて、化学塩の混合物が含浸された絹または綿の編地でできているもの。電球で言えばフィラメントの役目を果たす。
2017.8.24
◆ UFキャッチャーならぬ「ボビンキャッチャー」。その名の通り、ミシン糸本体に「ボビン」をキャッチ、固定しておくものです。普段私は、釣り具の疑似餌を入れておくプラスチックの箱に入れています<苦笑>。 ボビンの厚みと箱の厚みがピッタリなんです!!
◆ しかし、頻繁に作業をしている時は、ボビンキャッチーと呼ばれるプラスチックのひょうたん型をした小さなものを使って一緒にしておくと便利ですね。 10年前に初めて見た時、感動しました。 どこかに転がっていってしまうボビンを捕まえておくボビンキャッチャー。 6個入り/300円。ユザワヤさん等の手芸店で購入できます~。 でも、もう既に皆さんご存知だったかしら!?
2017.6.22
※只今「夏のタッセルネックレス特別講座」ご案内中→ 詳細はこちらから。
◆ タッセルの木型部分を糸で巻くことを、当教室では「巻き玉」とは言わないんですね。
新しく入学していらっしゃる方は、そのような言い方をされる傾向が・・。 出版されているタッセル作りの本の類がそう表現しているからでしょうか・・? これは、呼び方の違いだけの話ではなく、根本的に木型に糸を巻くそのメソッド(方法)が異なります。正式には「Mould Covering」または「Satain」と言います。
◆ よって、作成後の結果も当然異なりますね。 紐を通すための穴を裏側から覗けば一目瞭然。 この方法だと糸を全体にぐるぐる巻く「巻き玉方法」と違い、穴の中を糸でふさいでしまって紐が通らない・・、なんてことには決してなりません。 海外でタッセル作りを学んだという方ならご存じのはず。木型を巻く基本中の基本メソッドのひとつです。
外見だけみたら同じように見えるタッセルでも、他教室のそれとは全く異なることを認識していただけたらなぁ~と日頃から思っていることをちょっと書いてみました・・<苦笑>。
2017.6.16
※※只今、夏のタッセル特別講座を案内中です。
◆ 今年から、一年に4回ハサミ研ぎ月間を設けておりますが、2回目の〆切は6月20日です。生徒の皆さん、来週までにお出しくださいね~。 シャープなハサミは、気持ちいいものです。 次回は9月になりますね。
2017.5.23
◆ 朝、教室に入ってきた生徒さんのスカートを見て「あっ、それって・・・」。 店頭のハギレ生地をご購入いただき、洋服に仕立てられたものです。仕立て専門の方からちょっとと足りないかもしれないとの話を受け、追加分をお取り寄せした記憶があります。 アメリカKravet社のインテリア生地。今日はスカートだけ拝見しましたが、ワンピースまで作られたそうです。
◆ 色といい、白の幾何学模様の刺繍も素敵です。洋服は洋服生地で作るもの・・、いやいや、もっと大きな視点で生地を見ていた方が世界が広がります。 そういえば以前、私の友人もインテリア生地でコートを仕立てましたが、それがまた素敵でした~。
2017.5.5
◆ GW中のいち日は、洋服の入れ替えや、日頃気になっていた台所回りの掃除をしようと思い、100円ショップで買ってきた電解水パワーシートを使ってみた。 あまり期待していませんでしたが、これは素晴らしい!! 二度拭き要らず、ベトつくこともなしの袋の表に書いてある通り。
◆ とかく台所では、手が汚れている状態で物に触るので手あかが着くのは避けられませんね。 久びさに「お~、これはいい」と思わず独り言がでた感動商品に出会えた。 お掃除が楽しくなりました~<苦笑>。
2017.5.5
◆ 海外ドラマ「CSI」を観ていたら、マルバタイジングという言葉が出てきた!? 新語である。 調べてみたらどうもMalicious<悪意のある>と、Advertising<広告>を掛け合わせたものらしく、意味はその名の通り”悪意のある広告”と言う意味らしい。ドラマ内容もまさしく製薬会社のネットで薬剤を購入しようとすると、そのまま悪質サイトに誘導され、偽物の薬剤を購入させられるのを調査していくというドラマでした。 そういえば、以前のコラムでネット上の新語をご紹介しましたが、今後も新語の増加も含め、インターネット状の犯罪は拡大していくのかもしれません。 変だな、と思うアドレスはクリックしない方がいいんだな、と思いました。
◆ 時にはとても便利なインターネットですが、????とはてなマークがつくような情報も横行していると思います。タッセルネタで気づいたことひとつ紹介しましょう。”作ったタッセルの糸の癖直し”のベストアンサーが選ばれたのが→これですかぁ~!? 霧吹きでたっぷりと水を噴きタオルの上で押さえて・・・・???? 経験済みの私の意見ですが、こんなことをしたら糸の艶が無くなり、ボロボロになりますよ。 自分でやってから書いたのか疑問が残る答えだと思いますね~。蒸気でやるのが一番ですよ。