
2020.2.18
◆ 前回に続き、「いまどきシリーズ」<!? 笑>。 さまざまなものが進化しています。 お客様のご依頼で特別サイズのクッションヌード(中材)の発注。 「フェザー」と「ポリエステル」の2種類の素材の見積を取りました。 なんとフェザーよりポリエステルの方が高い!! これまでポ リエステル素材にあまりいい印象がありませんでしたが、業者さんから新素材として紹介を受けていたのもあり、また軽さはフェザーより10%も軽いということで、結果ポリエステル素材に決まりました。
◆ しかし使い心地の最終評価は、自分で使ってみないと・・・と、自分用の分を自宅で使用中(試用中)ですが、きちんと体をキープしてくれますし、使用直後の”へたり”もなく復元力に優れています。 ひょっとするとフェザーよりいいかもしれません。 いいものはどんどん取り入れていくべきだと痛感しました。 写真は中身の形状。
2020.2.12
◆ 生徒さんにいただいた1個のクリップ。 「これって待ち針代わりに使えるんですよ~」 まるでクリップの形をしているが、分厚い布をとめる時等いいかもしれない!? と思い購入してみた。 クローバー社製でその名も「仮止めクリップ」。
◆ ご依頼のフリルクッションを制作中<写真>ですが、フリル部分はどうしても布が厚くなり、さらに表地、裏地も一緒に縫わないといけないので、相当量の厚さになります。 待ち針を使用すると、その厚さで針が曲がってしまったり、布が盛り上がったり、たまに手に刺さったり・・・<苦笑>と。 これらを一気に解決してくれるクリップタイプは、とっても便利で只今大活躍中~。
2020.2.11
◆ 「洋(タッセル)」と「和(房)」の違いは何でしょうか? 形から見れば、洋のタッセルはいろいろ飾りがついているのに対し、和の房はほとんど飾りがなくシンプルで房そのもの。 和風タッセル(房)は、現代の中での活躍の場もそんなに多くないせいか、自由に選べる環境にあるとは言いがたい状況のように感じています。
◆ 形状もさることながら、決定的な違いは「色使い」だと思います。 インテリアでもそうですが、その国の気候風土や歴史的背景の異なる国ごとに、好まれる色や使われる色、更には色の持つ意味までさえも影響してくる場合があります。 もちろん、日本にも日本独特の色合いというものが存在します。 さて、ご依頼で制作した「和風タッセル」。 形はシンプルモダンに、そして色は日本の赤や紫等を選んでいます。
2020.1.30
◆ 2020年2月5日(水)までの会期で、銀座・和光本館B1Fで展示販売会に出品されているインテリア茶箱のタッセルを制作し、納品させていただきました。 使用された生地は、英国ジェーンチャーチルの生地<Astoria Midnight>。 生地も昨年秋に発表された新柄ですね。 「この生地にあうタッセルを・・」とのことで特別デザインとなりました。
◆ 今日の午後、主宰のパイザー様との別件お打ち合わせ時、写真を見せていただいたので、Face Bookにリンクを貼らせてもらいました。 →★ 制作の意図はシャープにシンプルに、そして 生地の柄にあるひし形と呼応するデザインです。 お渡しする前の写真と、装飾後の写真です。
下写真は、「©インテリア茶箱クラブ様のFB」よりお借りしました。
2020.1.28
◆ 作業していると、とかく物差しやメジャーで測る場合が多いですよね。 面倒なのでできるだけそれらを使わない方法で長さをざっくりと測ります。 身近な道具、例えば机の巾が120cm、高さ60cm等を使ったりしますが、目安としてはこれで十分。 でも、もっと細かく測りたい・・・。
◆ 先日ユザワヤさんで見つけた目盛りが布テープに印刷されている「メジャーリボン」を購入。 20cm刻みになっていましたが、ま、使えそうかなと作業机の手前に貼りました。 確か120cm購入したのに、2cmも長い!? そうかぁ、布製だから伸びてるんですね~<苦笑>。 始めから、100円ショップのメジャーを買ってきて貼り付けた方が早道だったなぁ・・・。 リボンはあくまで、布の飾りに使うもので、測るものではありませんでした。 失敗、失敗<笑>。
2020.1.24
◆ 当ビル3階にある「よみうりカルチャー自由が丘」様からのご依頼のタッセル体験が、来週水曜に迫っているのに、コラムでご紹介するのを忘れていました~。 担当者の方から参加人数の連絡が来て、ちょっぴり慌て気分<苦笑>。 キット追加しなくちゃ・・。 ご興味のある方は下記開催要領をご覧の上、まだ少しお考えいただく時間の余裕がありますので、更なるご参加をお待ちしております!! お申込みは、直接よみうりカルチャー様まで、ご連絡くださいね。
【開催要領】
◆日時: 2020年1月29日(水) 13:30~15:30
◆場所: 自由が丘よみうりカルチャーセンター3F
◆問い合わせ先: よみうりカルチャー自由が丘、連絡電話番号: 03-3723-7111、担当者・鶴留さん
◆体験内容: 「バッグチャームタッセル」下記写真作品です。
2020.1.21
◆ 予約図書を取り行った際、その通り道にあった古くからの呉服店が店じまいなのか、道具処分をしていた。 すべて無料だったので覗いてみると、その中から「蒔絵のかぶせ蓋の箱」を見つけ頂戴してきた!! 黒漆の部分はだいぶくたびれた感じだが、螺鈿や金を盛った雰囲気はきっと本物!? と直感。 絵柄は、大輪の菊の花が倒れないよう支柱に細い紐で束ねてある。
◆ 昔から蒔絵の美しさに憧れはしても、新品のものを買えば20万くらいと、とても高価。 日本家屋の書院作りの飾り棚に飾られるものであったこの手の箱は、家屋の形態が変わってしまった現代のインテリアにも、十分通用する代物だと思う。 憧れの箱は、ひょんなことで私の手元に来てくれた~。 飾れる物入れとして、自宅のインテリアできっと活躍してくれることだろう!
2020.1.13
◆ 身支度している時、カーディガンの襟をちょっと抑えたいと思い、箱の中をゴソゴソ探したら出てきたブローチ。 大昔にラップスカートのすそを止めていたもので、20年ぶり、いやいやもっと時間は経過しているかもしれない。 古いものはだいぶ処分したのに、生き残っていた・・・!?
◆ これまで注意も払わなかったブローチの表面にある刻印。 「PATRONA BAVARINE 1760、これは一体何? 文字も読めないし・・」。 グーグルで調べたら、なんと1720年のドイツバイエルン州のコインで、それをアレンジしたブローチだと判明。 写真は銀貨の裏面である「子どもをかかえたマドンナ」、裏は確認できませんが「マクシミリアン3世の横顔」かと思われます。 バイエルン州は、皆さんも行かれたことがあるかもしれませんが、あのディズニーのシンデレラ城の参考になったと言う「ノイシュバンシュタイン城」のあるところ。 それにしても1760年は、日本は江戸時代。 ブローチひとつで、ネットの中で休日の一日、ちょっぴり歴史探訪の時を過ごしました~<笑>。
2020.1.9
◆ 昨年秋、某企業からいただいた「展示会」のご案内。 いつもは見ないで削除してしまうメールだが<ゴメン>、何気に見たら写真の人形に目が釘付け・・・。 基本的に人形には全く興味はないのですが・・<苦笑>。 たまたまその時期にタッセルのパーツを作っていて、このパーツを人形のバレエ衣装にアレンジしたら素敵だろうな~、と考えていた矢先のこと。 ひょっとしたら呼ばれたかも~。 苗字も一緒だし・・<笑>。
◆ このドールは、荒木啓子女史のオリジナル作品です。 どこかものうげでもありながら、異文化的なキッチュな雰囲気でもあり、ファンタジックでもあり・・・と、なかなか表現に苦労するところがその魅力なのかと思います。 会場で作家さんにお会いし、私の意図をご説明したら快く一体を分けていただけることになりました。 それが、昨日届きました!! いつもだったら、早速作り始めるところですが、年初からSFもタッセルもちょっと多忙に。 やはり集中して作業をしたいし、完成目標は・・・むむッ、ウ~苦しい!?
★荒木さんのHPのトップページにこのお話しについて掲載がありました。ありがとうございます! 是非彼女のワールドへ→クリック★
2020.1.1
◆ 干支をテーマにしたタッセルを作り始め、今年で7作目となりました。 2020年のタッセルのデザインを考え始めた時、まず最初に思いついたのは、やはり「 ねずみ色」。 グレーカラーを主体に、相性のいい色をちりばめてみました。 カラフルに使った色達は、沢山あるネズミの種類とも解釈することができます。 そして“しっぽ”をイメージしたスカート飾り。 使用したフィギュアは、4~5cm程度で、大きさからしたらマウスの種類に属するでしょうか。 最後にネズミの大好きなチーズ。 チーズを持たせたかったのですが見つからず・・、代わりにドーナツをぶら下げています<笑>。
◆ 生徒さん達から、やはり干支タッセルは年初には飾りたい! とのご希望もあり、実は昨年末から制作に入られた方もいらっしゃいます。 1月7日から教室が開始されますが、干支タッセルの特別講座は、既に準備が整っております。 ご希望の方は是非ご予約を入れてくださいね。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。