◆ 展覧会紹介のキャッチコピーに惹かれ、先日
「縫い」その造形の魅力と題する展覧会<うらわ美術館>に行ってきました。そのキャッチーな文は、
”刺繍の持つ絵画性、裁縫によって生み出される面や空間、それを支える高度な技術と合理的なかつ創造的な精神は、様々な縫い物から見出すことができます
”。 一番興味があったものは、「縫い」によって「面、空間」をどのように捉え表現しているのでしょうか・・・。
◆ 刺繍作品で絵画性を表現するのは想像できます。さて、空間は・・・? 羽織の裏地に焦点を当て、平面に生まれる奥行きにフォーカスしてました。 羽織は来てしまえば誰にも見えないところに派手な生地を使うことについては、以前から私も日本人の粋を感じていました。
今回びっくりしたのは「
バレエ・リュス」のデザイナーレオンバクストの画が使われていたことです。昔の人も流行に敏感だったんですね~。骸骨がダンスしている図柄、キューピーちゃん図柄等々、とても目を楽しませてくれ、100年前の「日本人の粋」を感じましたね。 もう一つの感動、それは次回のコラムで!