2026.2.19
最近、思いがけずカーテン(含むシェード)を沢山作る機会がありました。 教室では「ソフトファニシング」と「タッセル」の両方の制作を教えていますが、今日現在ソフトファニシングの頭に切り替わってしまっています<笑>。 製作しながら、改めていろいろ考えさせられます。
今回はタイトルにあるように、シェードにも共通する「裾の処理」について書いてみようにと思います。
ウィンドートリートメント類は、日本とイギリスでの作り方の違いはいろいろありますが、裾の処理には決定的な違いがあります。 あまり聞きなれない言葉<マイタードコーナー: Mitered Corners>と呼ばれるもの。 今回のご依頼制作は、プレーンシェードを除き、他はこの形で処理をさせていただきました。
その違いは、写真をみていただいた方が一目瞭然。 左側写真は縦折り返しと横の折り返しが重なる日本の方式。 この分厚い感じがあまり好きじゃないんですね~。 <裾は1回の折り返しで裾にロックをかけてしまえばそれまでですが・・・>
右側の写真はイギリス方式の処理の仕方、マイタードコーナーという呼ばれるたたみ方です。 作り方はとても簡単! 日本方式のままアイロンをかけたら、横と下の折り返した交点に印をつけたら、布を広げ、元のアイロンの線に従い折りに直すだけ。 額縁と違い、それぞれの折り返し巾が極端に違っていても、この角処理は簡単に作ることができます。 両サイドのラインが合った斜め線は、ラダーステッチ(梯子縫い)でまつるのが「お約束」。


裏地を付ける時、特にシェード等は本体生地の折り返した中でも、外側に付けることも可能で、柔軟性が増すと同時に、綺麗な仕上がりを選択することが可能となります。
2026.2.25
vol.1553でカーテン裾の処理方法について、日本とイギリスの違いをご紹介しました。 今回はその作り方をご紹介したいと思います。 もしご興味のある方にとっては貴重、興味のない方にとってはゴミ!? ま、物事なんにでも当てはまると思いますが・・<苦笑>。 このマイター:miterという言葉は、カトリックの司教などが儀式の時に被る先が尖った高い帽子から来ているとの一説を聞いたことがありますが、定かではありません。
6枚の展開写真でご説明してますので、番号順にご覧ください。 使った生地は日本のサンプルカーテンの払い下げで購入したもの。 日本のカーテン作成の見本にもなります。 しかし裾折り10cmのダブル(2回折り)は豪華な部類と言えるでしょう。






全てミシンで処理していないので、当然手作業が入ります。 この形に伴い、カーテンの重石も日本は縦長形状をしていますが、イギリスでは丸い形状の重石になります。参考→★ 裏地や、インターライニングを多用するイギリスならではの必然的な作り方がそうさせるのかもしれませんね。
「タッセル教室」東京・自由が丘、「ソフトファニシング教室」のトリニティ